初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

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自動車保険を使いすぎ!等級が一番下の落ちても契約してくれるの?

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自動車保険を使いすぎたせいで、1等級、つまりどん底まで落ちてしまった。

1等級になってしまうケースは、自動車保険に新規で加入して1年もしくは2年以内で事故を2回以上起こした場合が最も多いようです。

つまり、運転免許を取ったばかりで運転経験が浅いドライバーが、立て続けに事故を起こし保険を何度も利用した結果、1等級になってしまった人がほとんどなんですよね。

1等級に下がってしまって保険会社がもう引き受けしてくれない」確かに、保険会社によっては「よく事故を起こすドライバー」というレッテルを貼られ保険の引き受けをしてくれないところもありますが諦めてはいけません。

1等級に下がってしまっても、自動車保険の加入・乗り換えをすることは可能なのか説明していきましょう。

1等級でも引受してくれる保険会社はあるのか?

1等級で引き受けしてくれる保険会社はあるのか?

1等級で引き受けしてくれる保険会社はあるのか?
結論から先に言いますと、1等級でも自動車保険を引き受けてくれる保険会社はあるのですが、条件によっては引き受けを拒否されるケースがあります。

なぜ条件によって引き受けを拒否されるのか。

なぜなら、保険会社が保険金を支払うリスクが高くなるからです。

仮に1年間で保険料を20万円納めて、事故で保険金を200万円受け取った場合、保険会社としては支払った200万円を取り戻すのに10年かかります。

その10年間に保険金を支払うことになれば、さらに長い年月が必要になります。

ですので、保険金を支払うリスクが高いと判断した場合は自動車保険の契約を引き受けないケースが発生します。

実際に保険会社の方にお伺いしてみたら、1等級や2等級のように等級が低いから契約を断るのではなく、事故の大きさや過失割合等事故の内容によって契約の判断をされることがあるそうです。

自動車保険の契約内容をしっかり把握していないために、自費で修理が可能な金額でも自動車保険を利用して保険金を受け取り等級が下がってしまったケースやもらい事故のように過失割合が低いケース等は1等級でも比較的引き受けてくれます。

つまり、等級の低い高いではなく、今までどれぐらいの保険金を使ったのかも重要な指標になるわけなんですね。

ではどうすれば良いのか?
まずはじめに、現在契約している保険会社に自動車保険の更新を依頼します。

もし、断られてしまった場合でも、補償内容や条件を変えて申し込みをしてみましょう。

  • 対物賠償保険の免責金額を20万円に引き上げる
  • 搭乗者傷害保険の適用範囲を死亡のみにする

このように、相談する価値はあります。

また、事故内容によりますが、チューリッヒやソニー損保など通販型ダイレクト自動車保険を運営している保険会社でも1等級で自動車保険を引き受けてくれるところがあります。

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保険の等級をリセットするという方法もある。

1等級まで下がってしまったら、無理に自動車保険を更新するよりは一度等級をリセットした方が有利になるケースがあるのはご存知でしょうか?

1等級から5等級までのデメリット等級では現在加入している自動車保険満了後、自動車保険に加入をしないで13ヶ月を超えると、等級はリセットされます。

借金で言ったら、ローンを踏み倒すようなものです。

ただ、次回契約する時には6等級からスタートできるので、自己破産ではなく再スタート切ることができるのです。

1等級の割増率は64%、6等級の割引率は19%です。

仮に基準の保険料を100,000円とします。

1等級で契約をすると、保険料は164,000円になりますが、無事故で翌年更新をすると2等級になり、保険料は28%割増の128,000円になります。

その結果、2年間で292,000円保険料を支払うことになりますが、等級がリセットされた場合は、更新をしないので1年目の保険料の支払いはありません。

リセットされたあと、新規で契約すると91,000円になります。

2年間で支払う保険料を比較すると201,000円もの差が生じることとなるのです。

このように、等級をリセットした方が有利になるケースもあることを知っておきましょう。

ただし、唯一のデメリットがやはり、自動車を13か月間無保険にするということ。

通勤や通学、お仕事に自動車を利用していたり、公共交通機関があまりないエリアでは13ヶ月間はあまりに長い期間です。

しかし、無保険自動車にのって事故を起こしてしまったら大変なことになります。

もし、本気で等級をリセットするつもりなら、ご家族に協力してもらうか公共交通機関を利用して自動車を運転しないよう13ヶ月を乗り切りましょう。

他の保険会社と契約しても「等級の情報は筒抜け」している。

その他、現在加入している保険会社と違う会社で契約をしても、保険会社同士で情報を共有しているので、等級のリセットはできませんので注意が必要です。

まあ、残念ながら嘘の情報を申告してもすぐバレるので正しい申告が必要です。

自動車保険の契約者名を家族に変更したり、同居の家族に契約者名を変更しても6等級で契約することはできません。

名義を変更することは理論上可能ですが、保険会社は怪しい契約をしていないかしっかりと調査をすることもあります。

結果的には、保険会社にすぐバレてしまうので、前の等級での契約に変更され適正な保険料を支払う義務が生じるので、等級をリセットするメリット・デメリットをふまえて、上手に自動車保険を利用しましょう。

まとめ

1等級まで落ちて、今まで加入していた保険会社で契約を拒否されてしまっても諦めずに違う保険会社に乗り換えできるケースはあります。

ただし、これ以上事故を起こさないということが大前提です。

でも、自分がどれだけ気を付けていても事故が起こるパターンもありますので車に乗っている限り絶対にはありません。

等級が低い状態で自動車保険に契約ができたと仮定した場合、少しこすってしまったぐらいならば、自動車保険を使わずに自腹で修理をした方が次回からの保険料を考えると断然お得です。

また、自動車保険を気軽に使いすぎると、等級が下がり保険料が高くなることも忘れてはいけません。

自動車保険を利用する場合は、本当に使う必要があるのかどうかよく考えることが大事なんですね。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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