初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

自動車保険の疑問

自動車保険を途中で切り替えても「等級」に影響しない制度がある?

更新日:

自動車保険のわかりにくい用語保険期間.001

自動車保険を契約期間中に切り替えてしまう最大のデメリットは
等級が遅れてしまうとことです。

等級が遅れると「保険料の割引率」にも影響がでるので、
できるだけ避けたところですよね。

そのような「等級が遅れるデメリットを解消する
「保険期間通算特則」について説明をしましょう。

「保険期間通算特則」とはなにか

保険期間通算特則について説明しましょう。

契約期間中に途中で乗り換えをした場合には「等級が遅れてしまう」のが普通なのだが、
「保険期間通算特則」を適応すると、
他社に乗換したにも関わらず、等級をひとつあげた状態で契約できます。

例1:満期を待たずに自動車保険を他社に乗り換えたケース。

1月1日 7月1日 翌年1月1日 翌年7月1日
満期で乗りかえ A社
(10等級)
B社
(11等級)
中途切り替え A社
(10等級)
B社
(10等級)
B社
(11等級)

例2:満期を待たずに自動車保険を他社に乗り換えをしたが「保険期間通算特則」が適応された場合。

1月1日 7月1日 翌年1月1日 翌年7月1日
満期で乗りかえ A社
(10等級)
B社
(11等級)
中途切り替え A社
(10等級)
B社
(10等級)
B社
(11等級)

このように「保険期間通算特則」を使うということは、
A社という損保会社からB社に乗り換えする期間中に
等級を維持したまま次回の自動車保険更新時に契約する、
「短期契約」に近い形になるのです。

スクリーンショット 2016-02-02 06.15.56

保険期間通算特則が使える自動車保険の保険会社

ただ、便利なように見える「保険期間通算特則」もすべての保険会社が扱っている
わけではありません。
「東京海上日動」や「損保ジャパン日本興亜」などでは取扱していますが、
その他の損保会社では、このような他社に逃げられてもペナルティがないような特則はつけないですね。

考え方は色々とあると思います。

ただ「保険期間通算特則」があるから自動車保険を乗り換えをする
という理由にはならないと思いますが、
あればラッキーぐらいな感覚でいればいいのかもしれませんね。

保険期間通算特則の正しい方法

また、保険期間通算特則を適応するには、
前の保険会社の解約日と新しい保険会社の始期日を揃える必要があります。

もし仮にA社を1月1日に契約して、B社に7月1日に中途切り替えする場合には、

A社保険解約日=7月1日
B社保険始期日=7月1日

このように揃える必要があるので、
保険会社にも、確認しておくことが必要です。

保険期間通算特則が使えないケース

もちろん万能型の保険期間通算特則にも、
使用できないケースはあります。
それが「事故を起こした場合」です。

例1:満期を待たずに7月1日に乗り換えをして、
事故をおこしてしまった場合

1/1 7/1 翌年1/1 翌年7/1
満期で乗り換え
(事故なし)
A社(10等級) B社(11等級)
満期で乗り換え
(事故あり)
A社(10等級) 事故発生!! B社(7等級)
途中で乗り換え
(事故なし)
A社(10等級) B社(10等級) B社(11等級)
途中で乗り換え
(事故あり)
A社(10等級) 事故発生!!
B社(7等級)
B社(8等級)

このように途中で事故を起こしてしまった場合には、
「保険期間通算特則」の恩恵はあまり受けられません。

仮に保険を使用するようなことがあれば、
無理をして乗り換えを急ごうとはせずに、満期日まで待ってからでも遅くはないので、
じっくりと考えてみてはいかがでしょう。

まとめ

「保険期間通算特則」を使用できる保険会社が少ないせいか、
あまり知られていないのが現状です。

たしかに「等級に影響しない制度」には便利さを感じますが、
やはり、自動車保険の乗り換えは「満期」に合わせておこなうほうが
わかりやすくていいでしょう。

よっぽど、今契約している保険会社の対応が悪いとか、
個人的な感情がない場合には限りますけどね。


 

自動車保険を見直しするのに「一括見積もり」を使ってみました。

すると、全く同じ補償内容であるのにもかかわらず、保険料が35,600円も安くなりました。
 

「保険の窓口 インズウェブ」は、最大20社の保険会社の中から保険料の比較ができるサービスです。

たった5分で見積もりがとれて、もちろん手数料も無料なので安心です。
すでに、利用者も900万人に突破して保険料の節約に成功しています。

►►自動車保険の一括見積もりで保険料を比較してみる。

自動車保険一括見積もり

私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取りをお願いしましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。

ですから、下取りは一旦保留にしてインターネットで「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。

また、「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。

提携会社である、50社以上の厳選された買い取り店の中で、最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができること。

それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みになります。

►►45秒でできる、無料の「かんたん車査定」を見てみる。

  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

-自動車保険の疑問

Copyright© 初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.