車に乗って楽しいドライブに出かけるつもりが、
うっかり燃料を入れ忘れ「ガス欠」になってしまった。
でも、ガソリンタンクを持ち歩いてわけでもないですし、
JAFに加入しているわけでもない。
こんな突発的なトラブルにあっても、「任意保険に加入」していれば、
作業スタッフが駆けつけて、ガソリンを無料で補充してもらうことができるのです。
このように、自力走行が不可能になった場合などには、
自動車保険の「ロードサービス」を使用して遠慮なく助けてもらいましょう!
自動車保険の任意保険に付帯するロードサービスとは?
突然ガス欠になった場合の対処法は?
車は、オートバイと違って予備タンクというものはありません。
ガス欠になってしまった場合には、燃料を補充するしか方法はないのです。
ちなみに燃料ランプが点滅したときには、ガソリン残量は約10リットル残っています。
プリウスやアクアなど最近のハイブリッドカーに乗っているのなら、
数100kmの走行は可能なのですが、普通乗用車の場合にはこうはいきません。
市内でリッター5km/Lしか走行できない車は、長距離走行でもせいぜい8kkm/Lでしょう。
残量が10リットルしかないのなら、
街乗りだと50km/Lしか走行できませんし、長距離なら80km/Lしか走行できない計算になります。
また現実的ではありませんが、別に燃料タンクを積んでおくしか方法はありません。
しかしガス欠というトラブルは、
バッテリーあがりや、タイヤのパンクなどと違い、備えておけば良いという話ではありません。
日頃から気をつけてさえいれば、防ぐことができるトラブルなのです。
したがって、タンクを常時積んでおくということはどう考えても非現実的だと思うのです。
また、ガソリンを室内に積んでおくのも抵抗がありますよね。
また、全くの余談ですがポリタンクにガソリンを携帯しておくことは
消防法で禁止されています。
ガソリンは電気を通しにくく、静電気を蓄積しやすいという特徴があります。
そのためポリタンクに注入したガソリンはタンクの内壁との摩擦によって
静電気を発生しやすく、引火の危険性が高いのです。
だから、ガソリンタンクは専用の容器を使用すること決められているのです。
ガス欠で使用する任意保険「ロードサービス」のメリット
メモ
ロードサービスで補給するガソリンは「最大10リッター」まで無料補充をしてくれます。
メモ
ロードサービスを使用しても、等級が下がらない「等級据え置き事故」扱いになるので、次回の自動車保険更新のとき保険料があがらないというメリットがあります。
任意保険に自動付帯されるますし、さらに使用しても等級が下がりません。
保険加入ユーザーは案外そのことを知らずに、修理工場などに頼んでしまうので、
無駄なお金が発生してしまいます。
まず、なにかあったときには「ロードサービス」に頼んでみてもいいでしょう。
ロードサービスの対象とならないケース
まず、便利なロードサービスも使用できる限度は1年に1回まで使用できます。
(トータル1回ではなく、それぞれ1回になります)
1年に1回にしなければ、ガソリンの欲しさに燃料の補充を何度も要求する、
常識のない保険契約者が多かったために、そのような制度になりました。
まあ、なんといいますか、
そのようなことに知恵を使うなら、もっと人の役に立つことをしてもらいたいですよね。
また、自宅駐車前でガス欠した場合も対象となりません。
自宅前は、突然のトラブルとは言えませんので、
その際には修理工場などで修理依頼をして対応してもらいましょう。
その他にも、
- 故意による事故や故障の捏造
- 車検切れや、廃車目的、牽引不能な車
- 違法改造車、無免許運転、飲酒運転の疑いがある
このような車はサービス自体だけではなく、
任意保険全般的に使用できなくなる恐れがあるので、常に意識しておくことが必要です。
まとめ
JAFに加入していなくても「任意保険」に加入していれば、
同等のサービスを受けられることは十分に可能です。
JAF会員は年会費4,000円は払い続ける必要がありますが、もちろん強制ではありません。
でも任意保険の場合も強制ではないのですが「必ず加入しなければなりません」
どちらにせよ、加入するなら自動で付帯される、
任意保険のロードサービスを使用したほうがお得になるのは明白ですからね。
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