初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

自動車保険の基礎知識

「等級据え置き」が「1等級ダウン事故」になって自動車保険はどう変わる?

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かつて火災や洪水、飛び石や落石などの自然災害での事故、
または盗難やイタズラなどの人為的な事故に関しては、
等級が下がらない「等級据え置き事故」という扱いになっていました。

当時はフロントガラスのヒビ割れでガラス交換しても「等級」が下がらないので、
次回更新するときには、保険料もあがることもなく、
更には事故有り係数を適応することもなかったのです。

それが2012年10月の保険改定によって現在では「1等級ダウン事故」として、
カウントされます。
それでは、なぜ等級据え置き型から1等級ダウン事故扱いに変わってしまったのか?
また、それに伴って自動車保険はどう変化していったのでしょう。
現場にいる目線から肌感覚として正直に話していきましょう。

1等級ダウン事故は保険会社の利益確保をするための措置

なぜ、「等級据え置き事故」がなくなって「1等級ダウン事故」
になったのかというと、
保険会社の利益確保をする」ことが最大の理由です。

自動車保険というのはあくまで「利潤の目的」としている「営利団体」です。

保険会社が望ましのは、

保険会社が保険契約者に支払う保険金<<保険契約者からの徴収保険料

このような状態です。

このように事故を起こした相手に支払う保険料が、
契約者から支払ってもらう毎年の保険料金を超えてしまった場合には、
保険会社の収益性がなくなって最悪の場合破綻してしまう恐れもあるのです。

そうならないためにも、数年間に1度は保険制度が改定して、
価格と補償割合のバランスをとっていくのです。

かんたんに保険会社の本音を代弁してみると、
「保険なんてを使わずに、保険料だけを払ってくれ!」という、
目論みがあるわけなんですね。

1等級ダウン事故が増えてどうなった。

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等級据え置き事故が1等級ダウン事故になっただけが原因ではないのですが、
保険を使用した方が保険料を多く支払う必要」に変わると、
保険を使わずに修理する」方が本当に増えてきました。

これはなにも、1等級ダウン事故になっただけではなく、
事故有係数適用期間」にも関係しているのですが、
今まで保険料が変わらなかったのに、
保険を使うことで保険の割引率があがったり」、「次回保険料が高くなる
という心のブロックが働いているからなんですね。
参考同じ等級でも自動車保険料の割引率が悪くなる「事故有り係数」を理解する。

すべてが悪い方向になっているわけでもない

自動車保険を使わないで修理するカーユーザーが増えても
すべてが悪い方向になっているわけじゃありません。

例えば、フロントガラスの交換などは「等級据え置き事故」の代名詞的な存在でした。
飛び石などの飛来物が原因で「15万円以上」もする、
フロントガラスが保険料が変わらずに修理できるので、
使うのが当然だったはずです。

ですが、1等級ダウン事故をすることで、
保険を使わずに中古品のフロントガラスや社外品のフロントガラスを
使用することで新たに「中古パーツ市場」も活性化してきています。

またフロントバンパーやドアなど外装部品に
関しても同様です。

新品パーツが使用されるよりも、
リサイクルパーツが使用されるようになる。
どこかが損を被ると、どこか違う場所では潤うようにできているのです。

「いたずらで10円傷をつけられた」場合、保険を使わずに修理した場合には、
「腕の良いが価格が高いディーラーの板金センター」には入庫されず、
「腕はイマイチだが格安の板金センター」に入庫するかもしれません(実際しています)

このように経済的な側面だけを考えてみると、
悪いことばかりではないんですね。

だからこそ自動車保険の節約しよう。

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保険会社の思惑が当たっているのかどうかはもう少しまってみないと
わからないでしょう。

ただ、経済的といっても私たちカーユーザーは
できるだけ、自動車保険は節約したい」と思うのが本音です。

大きな事故のときには保険を使用して、
小さな事故では「修理しない」または「保険を使わずお金を払って修理する」
方向になっていった場合では、日々の保険料をできるだけ削るしか方法がないのです。

だからこそ、本気で自動車保険を節約するのなら、
「大手代理店型の保険会社」よりも、「通販型保険会社に加入すべき」なのです。

固定費を抑えるために、保険を使えば使うほど不利になるであれば、
月々の支払額を抑えることができる通販タイプを選んでみてはいかがでしょう。

昔のような保険に関するすべてのことを代理店に依存するのではなく、
「本当に必要な補償とはなにか?」「わたしにとって本当にこの特約は必要なのだろうか?」などとじっくり考えるいい機会だと思います。

ネットリテラシーが高まっている現在だからこそ、
賢い選択が必要になってくるんですね。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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