毎日車に乗るわけじゃないけど、全く乗らないわけでもない。
このように平日は車に全く乗らないけど、休日の週末に乗るだけの方を「週末ドライバー」など呼んだりします。
そこで一度質問されたことがありました。
その内容とは、「土日や祝日専用の自動車保険は存在するのでしょうか?」
実際に年間で30%にしか車に乗らないドライバーには、自動車保険を1年中かけておくのはもったいないと感じるのは当然で、損した気持ちになるかもしれません。
ただし、どんなに少ない時間帯でも無保険状態になるほうが危険に感じます。
そこでこの記事では、土日専用、週末ドライバー専用の自動車保険の有無について解説します。
目次
土日・祝日専用の乗らないドライバーの自動車保険
土日や祝日限定の自動車保険は存在しない。
結論から先にいうと、土日専用週末ドライバー専用の自動車保険はありません。
将来はわかりませんが、現時点では「代理店型」「通販型」問わず、「土日祝日専用の自動車保険」という商品は販売していないのです。
私の個人的な意見ですが、このような商品はこれからも販売することはないでしょう。
たしかに「土日、祝日しか乗らないのに自動車保険に加入するのはもったいない」という気持ちも理解はできます。
なぜなら高い掛け金をかけても、平日に車は動いていなのですから。
それなら週末しか運転しないようなドライバーはそのまま泣き寝入りすればいいのでしょうか?
自動車保険の割引制度を利用する。
もし週末にしか車に乗る機会がない方は、自動車保険の割引制度を利用するのが1番効果的かもしれません。
なぜなら自動車保険の保険料は事故を起こすリスクに応じて、料金が決まるからです。
たとえば、走行距離に応じて保険料が安くなる制度を利用すれば、年間の自動車保険料はぐっとお得になります。
有名なところでいけば、ソニー損保の「走る分だけ保険料が安くなる」というキャッチフレーズは有名ですよね。
土日や祝日限定ではないのですが、それに近い商品と言い換えることができます。
「走る距離だけ安くなる」自動車保険にする。
ソニー損保の「走る分だけ」のサービスは以下のような仕組みです。
LINKソニー損保
契約時に1年間で走ると予想される距離を「3,000km以下」~「無制限」の7区分から選択していただきます。ノンフリート等級が20等級の方でも、年間走行距離によってさらに安くなる可能性があります。
via - 保険料は走る分だけ|自動車保険はソニー損保
年間の走行距離がどれぐらいなのかで、保険料が安くなるシステムです。
もし仮に、週末にしか車に乗ることがなければ、年間「3000km」に設定すれば十分に間に合うでしょう。
土日祝日しか乗らないのであれば、このような「あまり走らない方を優遇してくれる」サービスを利用してもいいのかもしれませんね。
もちろん、ソニー損保以外にもイーデザイン損保やSBI保険など通販型自動車保険の保険会社を中心にラインナップされています。
保険会社 | 基準 | 走行距離区分(km) |
ソニー損保 | 予想走行距離 | 3,000・5,000・7,000・9,000・11,000・16,000以下・無制限 |
アクサダイレクト | 予想走行距離 | 5,000・10,000未満・10,000以上 |
チューリッヒ | 予定走行距離 | 3,000・5,000・10,000・15,000以下・15,000超 |
SBI損保 | 過去1年間の走行距離 | 5,000・10,000・15,000以下・15,000超 |
そんぽ24 | 過去1年間の走行距離 | 4,000・8,000・12,000・16,000未満・16,000以上 |
セゾン自動車火災 | 過去1年間の走行距離 | 5,000・10,000・15,000以下・15,000超 |
イーデザイン損保 | 過去1年間の走行距離 | 3,000・5,000・10,000・15,000・20,000以下・20,000超 |
リスク細分型自動車保険という考え方
車を乗る機会が少なければ、それだけ事故を起こす可能性が低くなるという考え方がリスク細分型自動車保険の考え方になります。
同じクルマを同じ人間が乗っても、車を乗る機会が少ないほど、事故を起こす確率が下がります。
事故を起こさないから、自動車保険を使用する確率も下がるため、自動車保険の保険料そののもの安くなるという考え方になります。
ソニー損保のように「走る分だけ保険料が安くなる」という考え方で保険料を抑えることができるのなら、土日祝日限定の週末ドライバーにとっても選ぶ価値があるかもしれません。
ただ、ほとんどの損保会社では、このような距離に応じた割引制度はありません。
このような割引制度を重視した制度も、代理店型ではなく通販型自動車保険を中心に販売されていくのでしょう。
まとめ
もし、1年間でほとんど車を乗る機会がないのなら、車を保有し続けることについて再度検討しなおしてもいいでしょう。
もしそうじゃなければ、最低でも自動車保険の見直しが必要です。
車の利用頻度が低いのに、頻度の高いドライバーと同じ保険料を払うのは損をしています。
今のあなたに見合った、自動車保険を選ぶことが大切ですから。
とくに今回紹介した「走る分だけ保険料が安くなる」制度を中心に考えると、土日祝日限定ドライバーにピッタリな保険会社がきっとみつかりますから。

自動車保険を見直しするのに「一括見積もり」を使ってみました。
すると、全く同じ補償内容であるのにもかかわらず、保険料が35,600円も安くなりました。
「保険の窓口 インズウェブ」は、最大20社の保険会社の中から保険料の比較ができるサービスです。
たった5分で見積もりがとれて、もちろん手数料も無料なので安心です。
すでに、利用者も900万人に突破して保険料の節約に成功しています。
►►自動車保険の一括見積もりで保険料を比較してみる。


ですから、下取りは一旦保留にしてインターネットで「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
また、「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
提携会社である、50社以上の厳選された買い取り店の中で、最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができること。
それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みになります。
