自分の車に車両保険は「必要」なのかそれとも「不要」なのか。
加入するかどうかで、年間の保険料が大きく変わってくるので結構悩みますよね。
事実私も、保険代理店で働いていたころ、
立場上では車両保険に加入したほうが良いことは伝えていましたが、
無理をして加入しなくても良い車もありました。
そこで、私なりの判断基準のようなものを解説していきます。
車両保険が「必要な車」と「不要な車」
車両保険に加入するべき車
まず、絶対に車両保険に加入する必要がある車を紹介します。
- 購入したばかりの新車・中古車
- 10年落ち未満の車
- ローンがまだ残っている
新車にせよ、中古車にせよ購入したばかりの車は、車両保険に加入するのは当然ですよね。
実際に新車を購入したユーザーが、車両保険の保険料があまりに高額だからと、
加入を見合わせた結果、そのあとすぐに大きな自損事故を起こしてしまいました。
そのときの焦燥感たるや正直可哀想で見てられませんでした。。
また、ローンが残っている車も同様です。
ローン支払い中に事故を起こしてしまうと、
車購入のためにさらに借金を背負ってしまう可能性があります。
月々の支払いがあるうちは、
車検証上の所有者はあくまでディーラーやクレジットカード会社になっていますよね。
ですから、支払いが終わっていない車はまだ「自分のものではない」
という意識を持つことが大切ですから、
もし、大きな事故を起こしてしまっても対応できるように、
車両保険には絶対に加入しておきましょう。
あと、新車から10年落ち未満ぐらいの車までなら、
車両保険にかけておいてもいいかもしれません。
なぜなら、10年落ちぐらいの車であれば時価額が残っているからです。
もし保険を使って修理するにしても修理を見合わせたとしても、
保険会社から保険金を受け取ることができるので、
入れ替え費用という観点から見ても、車両保険に加入してもいいでしょうね。
関連:車両保険を使って「修理せずに保険金をもらう」ことはできるのか?
車両保険が不要な車
次は、無理をして車両保険に加入する必要がない車を列挙してみます。
例えば、
- 古くて車両価値がない車(10年以上経過)
- 事故を起こしても修理する意志がない車
- もらった車、愛着がない車
などが挙げられます。
10年以上経過した古くて車両価値が残っていない車には、車両保険をつける必要はないでしょう。
なぜなら、時価額(車両保険金額)も低くなっているので、事故を起こしたとしてもすぐに全損になってしまうからです。
ちなみに全損とは、以下のような状態を言います。
・修理費が時価(車両保険の場合は保険金額)以上となる場合
・お車が盗難され、発見できなかった場合
・損傷が激しく修理できない場合via - 全損|ソニー損保|用語集
例えば、車が古いとそれに伴って時価額も低くなるので、
保険金額も低く抑えられます(10万〜20万)
すると、大きな事故で50万円の見積もりがでてしまった場合、
全損扱いになってしまい、保険会社からの保険金は20万円しか受け取ることができません。
つまり、残りの30万円は自腹で支払わなければならないのです。
わざわざ古い車に対して30万円を支払って修理する方はほとんどいません。
それなら、車両保険に加入せずに最低限度の保険。
「対人対物保険」だけ加入しておけば、保険料は安く抑えることができますし、
最低限度の補償を受けることができるので安心でしょう。
車両保険に加入しても工夫次第で安くなる!
結局は、自分がどれぐらいの保険金額に予算をかけることができるのか。
それがすべてだと思います。
ただ、車両保険の保険料が高いと感じるなら、
工夫次第でまだまだ安くすることが可能です。
- 免責金額を設定する
- エコノミータイプにする
- 通販型自動車保険に切り替える
などができれば、保険料を抑えることができますからね。

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