落雪による車の損害は自動車保険の対象になるの?
もちろん、自動車保険で車の修理をすることは可能です。
ただ、自動車保険と一言で言っても、車両保険での対応になるので車両保険に加入しているか確認することが先決です。
今回の記事では、屋根やカーポートから落ちてきた雪や氷が車に当たって、フロントガラスやルーフに落ちて破損してしまった事故を例に、落下物での自動車保険での保険対応について、また勘違いしやすい注意点などについて詳しく解説していきます。
目次
落雪や氷が落ちてきて自動車が破損したときの対応について解説。
落雪でボンネットとフロントガラスに雪が直撃した
まずは事故状況の確認です。
今回、雪が落ちてきて損傷したのはこちらトヨタの30系のハリアーです。
屋根から落下した雪が、フロントガラスに直撃しています。
これがもし「自分の頭に落ちてきたら。。。」なんて想像すると身の毛もよだちますよねゴクリ…(ノω`*)
しかも、前日雨が降っていたので、雪が水が染み込んで氷のようになった結果、フロントガラスだけではなく室内のインストルメントパネルもぶつかってしまった模様。
もはや凶器としか言いようがありません汗。
フロントガラスに直撃した以外にも、ボンネットにも第二波が飛んできたようです。
ボンネットフードはもうベコベコになってしまっていてもう交換するしかありません。
こうなるとまるで映画に出てくる隕石のよう。。
本当に契約者さんに当たらなくて良かったです。。
落雪で自動車保険が使用できるのか。
では、話を本題に戻します。
まず、落雪による自動車保険の対応はどうなっているのでしょうか。
ソニー損保のページにて確認してみると、雪や落雪による損傷は自動車保険対応のこと。
例えば、
・積もった雪の重みで車の屋根がへこんだ。
・雪の重みで倒壊したカーポート(屋根と柱だけの簡易的な駐車施設)の下敷きになった
・雪崩に巻き込まれた。
今回の事故では、積もった雪の重みで車の屋根がへこんだ。という事故になるので自動車保険の対応が可能なのがわかりますよね。
ただ、ひとつ注意することは冒頭で説明したとおり、
車両保険に加入していることが条件になります。
つまり、一般タイプでも、エコノミータイプでも車両保険にさえ加入していれば補償の対象となります。
落雪による損害 | ||
一般車両保険 | エコノミー型車両保険 | 車両なし |
◯ | △※一部条件あり。 | × |
一方で、車両保険に加入していなければ補償対象外となり自己負担をするしか方法はありません。
落雪事故によるその他の注意点
ただ、落雪や雪の事故と言っても細かな注意点はあります。
まず、今回のように自宅の屋根からではなく、賃貸マンションの屋根から雪が落ちて車が損傷したケースでは、そこの管理している大家さんが負担してくれるケースがあるのですぐに相談しましょう。
また、雪の事故と言っても道路に落ちている雪や氷の塊にぶつかってバンパーなど損傷させてしまった場合には、通常の自損事故扱いになるのでエコノミータイプの車両保険では対象になりません。 一般車両保険が必要になります。
もうひとつ、屋根大きな氷の塊が落ちて、カーポートを突き破り車を損傷させたケースでは、車の損害は自動車保険で修理することは可能ですが、カーポートの損傷については自動車保険対象外です。
あくまで自動車保険は車を修理する保険であり、カーポートは車ではありません。
ただ、カーポートや車庫などの損傷は火災保険での対応になります。
これは、火災保険に加入している保険会社により対応が異なるかもしれないのでしっかりと確認しておきましょう。
また、ソニー損保の場合には、落雪による事故の場合には「1等級ダウン事故」の扱いになるので、保険料の値下がりが1年間だけなので使っても大きく損をしない保険の種類と言えますよね。
まとめ:車両保険には加入しておくと何かと便利です。
一歩進んで、車両保険に加入しておくとこのような落雪による事故があった場合、大きな助けになります。
特に、北海道や東北に住んでいる方は、このような雪や氷の対策は必須かもしれません。
また、地震による津波等も考えられるので、車両保険に加入してさらに特約まで入れておくとさらに安心です。
今回の落雪による事故をまとめると、
- 落雪による事故は車両保険(一般&エコノミー型)なら対応可能
- カーポートの損害は火災保険、落ちている氷にぶつかった場合は一般の事故と同じ扱いになる。
- 等級はひとつしか下がらない。
- 車両保険には絶対に加入するべし!
これが落雪による事故での保険会社の例になります。
今回はソニー損保を例にして説明しましたが、もし不安なら自分の加入している保険に確認しておきましょう。
まあ、そもそも落雪にならないように定期的に雪下ろしする必要がありますが、かんたんでもないですし、しかも屋根から落ちて大怪我なんてしてしまったら車どころの騒ぎじゃありません。
そうならないためにも、やっぱり車両保険に加入することは必要です。
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