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初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

車両保険

車両保険を使って「修理せずに保険金をもらう」ことはできるのか?

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車に乗っていて事故を起こしてしまい、フロントバンパーを損傷させてしまった。

そこで、自動車保険に加入しているので、ディーラーにて見積もりをとってみると
新品のバンパー交換作業の見積もりを作ってもらいました。

ではここからが本日のテーマ。

見積もりを作成してもらったのですが、
車両保険を使用せずに修理代だけ請求することは可能なのでしょうか。

車両保険金で修理しないでお金をもらうことは可能なのか?

結論からいうと可能です。
しかも、これは裏ワザでもなんでもなく「合法」なので、
損保会社に「修理しないので保険金だけを請求します」と申告するだけで保険金だけを
受け取ることが可能です。

例えば、ディーラーの修理工場にて、
新品のバンパー交換作業で「108,000円」という修理見積もりが出たとしよう。

この出してもらった修理見積もりの108,000円という
金額が「修理工場と保険会社」にて協定された場合には、
修理してもしなくても、損保会社に請求して構わないのです。

ただ、注意してほしいことは2点。
保険会社と修理工場が協定する」こと。そして、
協定金額の税抜き金額」がもらえることになるのです。

車両保険の協定金額と、協定金額の税抜が請求できる。

協定金額とはなに?
協定金額とは、修理見積もりを出した「修理工場」と、修理見積もりを受け取った「保険会社」があなたの車の修理費用について話し合いを行い、最終的な金額をすりあわせすること。
無駄な修理や、過剰な修理金額は保険会社にカットされる場合もありますし、
現車を確認したあとで、逆に保険会社のほうからもう少し修理金額を貰える場合もあるのです。
もし今回、修理工場と保険会社の間で協定金額が「108,000円」と決定し、
そのうえで、修理しなかった場合には、税抜である「100,000円」を保険会社から受け取ることができます。

車両保険について注意するべきポイント。

✔CHECK:修理するもしないもあなたの自由
あくまで協定金額で保険金は決まるので、
その金額で修理するもしないもあなたの自由となります。

当然、そのまま修理してもいいですし、直さずに保険金だけを受け取って、
なにをしようが構いません。
そのお金でなにを食べようが、どこに行こうが、貯金しても構いません。
あなたの掛けている車両保険の保険金なので、自由に使用しましょう。

✔CHECK:保険を使うので等級はもちろん下がる
車両保険の保険金を受け取るということは、「保険を使う」ことになるので、
もちろん等級は3等級下がります。
「100,000円」の保険金を貰えたとしても、
3等級を元通りにするために保険料が「100,000円」以上
かかってしまった場合には保険を使う意味がありません。

後日、格安で修理することも可能です。

とりあえず修理しないという方法にて、
「10万円」の保険金を頂いたあとに最小限の修理をしても構いません。

例えば、中古リサイクルバンパーなどを使用して5万円で修理する。
このような修理方法でも、全く問題はないのです。
そうすると実質「10万ー5万=5万円」があなたが自由に使用して良い額になります。

なにか悪いこと、いけないことをしているように感じてしまうのですが、
違法性はゼロで全くの合法ですので、もし不安なら保険会社に確認をとってみましょう。

修理せずに車を購入する「事故代替」と意味は同じ。

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事故代替という言葉をご存知でしょうか。

意味としては、「事故を起こして修理をしないで車を入れ替えをすること」なのですが、

修理費として「50万円」の見積もりが出てしまった場合、
修理をせずに、「車の頭金」として保険金を使用する方法です。

今回の保険金だけを受け取る方法と「事故代替」とは、
やっていることは同じです。

「車の頭金にする」か「そのまま受け取る」かの違いでしか
ありません。

元々は、下取りの価値が0だった車が事故により協定金額が50万円になったことで、
「下取り価格が50万円」という状況になるので、
ディーラーなどは、
「自社客に保険に加入してもらい、事故を起こした保険金でそのまま車を購入する」
という一連の流れが出来上がっているのです。

だからこそ、ディーラーでは「車を売る」という以外にも、
「保険に加入させる」ということが重要視されているのです。

車両保険は加入したほうがいい

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もしあなたの車に車両保険の価値が残っているなら、
事故代替できる可能性もあることから車両保険には加入しておいたほうがいいでしょう。

たしかに「車両保険」はとても高額で保険料が上がる原因にもなりますが、

  • 車購入する頭金となる可能性がある
  • 保険金を使用しなくても請求することができる
  • 自損事故が起きたときに修理をすることができる

などメリットも同時にあるのですから。

また、車両価値がない車に乗っている場合には、
車両保険をつけずに「対人対物無制限」を選んでおけば間違いはありません。

あくまで車両保険の加入の有無はあなたの車と、
あなたがその車に対する「想い」で決まることが間違いありませんからね。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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