大事にしていた「愛車」が自宅の前で一瞬のうちに盗難されてしまった。
「自分だけはないだろう」と自信を持っていた方ほど、
このような事態が起こりがちになるものです。
でも安心してください。
車が盗まれてしまったとしても任意保険である「車両保険」に加入していれば、
盗難でも保険金が支払われます。
単独事故だけではなく、盗難されたとしても最悪の事態は回避できる、
車両保険について説明していきましょう。
目次
車を盗まれたとしても「車両保険」で対応は可能
そもそも現在の自動車保険には「盗難保険」という商品は存在していません。
現在の盗難保険と同じ役割をしているのが「車両保険」になります。
なので、車の盗難されてしまった場合でも、
車両保険にさえ加入していれば保険金は支払われます。
参考自動車保険の基本のキホン!車両保険の種類と特徴
車両保険は自損事故や飛び石被害だけではなく、
盗難のような「車の突発的なトラブル」でも安心して補償をうけることができる、
万能な保険商品なのです。
では、実際に「車が盗難されてしまった」場合、
どのような方法で支払われるのでしょうか。
盗難車の評価価格の基準
ただ、どんなに車両保険が優れた保険内容であっても、
盗難された車の損害額のすべてを補償してくれるわけではありません。
あくまで「車両保険」なので、保険金は自動車保険契約時に交わしている、
「保険金額」で決められています。
また、補償される保険金も盗まれた車の価値に見合ったそれぞれの金額が設定されているのです。
もしあなたが自動車保険を申し込みしたときに、
「保険金額100万円」にて契約した場合について説明していきましょう。
契約時や保険更新のときに車両保険金額100万円で契約した場合
もし、あなたの車の損害額が100万円の場合には、
損害額に応じた保険金額が支払われます。
損害額(盗まれた車の価値):100万円
保険金支払額(車両保険支払額):100万円
次に「損害額」が50万円の場合にはどうなるでしょう。
損害額(盗まれた車の価値):50万円
保険金支払額(車両保険支払額):50万円
最後にあなたが盗難による「損害額」が120万円の場合にはどうなるでしょう。
損害額(盗まれた車の価値):120万円
保険金支払額(車両保険支払額):100万円
このように例え「120万円」価値があった場合でも、
補償される保険金は車両保険に基づいて考えているので、
盗難での損害額がどんなに大きくなっても、支払われる保険金は、
申し込みのときの車両保険価額により決められているのです。
ナビゲーションなどのパーツについてはご注意を
また、車両保険に加入していれば、車本体の損害だけではなく「車内携行品補償特約」や「車両身の回り品特約」※同じ意味
などの特約をつけることができます。
この特約をつけていると、車の中に搭載されてあった、
盗難にあったとしてもカメラやゴルフバッグなども補償することが可能です。
参考事故でカメラだってゴルフクラブだって治る!そんな損害を補償する便利な特約とは?
ただ、この特約の注意点としてナビゲーションなどの車の搭載部品については含まれません。
なぜなら、ナビゲーションに関しては、「車に固定されている」と判断されるので、
補償範囲としては「車両本体」に含まるのです。
例え30万円の後付けのナビゲーションを取り付けしていたとしても、
車本体と考えられるので、
車両保険(車の損害)+車内携行品補償特約(ナビ付属品の損害)を
保険会社に請求したとしても、支払われる可能性は低いのです。
これはナビゲーションだけではありません。
後付けのタイヤやホイールセットなどでも同様です。
ただ、後付けポータブルナビゲーションのような、
ワンタッチで取り外しできるタイプに関しては、「車に固定されていない」ので、
「車内携行品補償特約」や「車両身の回り品特約」で補償されます。
このような細かい定義によって、おりてくる保険料に大きく違ってくる
可能性があるので、注意しましょう。
自分の車は自分「知識」と「知恵」で守りましょう!

By: Barbara M.
特に都心部では、大きな犯罪グループがいくつも存在していて、
常にあなたの車を狙っているかもしれません。
もし車両保険に加入していなかったら、
盗難による被害を受けたとしても、1円も補償もされませんので、
保険料が高くなるというデメリットがあったとしても加入は必要ではないだろうか。
また、このような事態に備えて、契約時に保険額を最高額に設定することも可能になります。
200万円の価値しかない車に500万円の車両保険を設定することは不可能なのですが、
プラスマイナス30万円ぐらいの幅は持たせてあるはずなので、
契約時に保険会社に確認してみよう。
新車に車両保険をつけるのは絶対条件で、保険の見直しを考えている方にとっても、
もう一度考慮すべきポイントです。
自分の車は自分の手で守りましょうね。
保険に関心を持つということは、それが可能になることですから。

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