プリウスの年間の自動車保険料は一体どれぐらいかかるのか?
ディーラーでプリウスの商談時に自動車保険の話になったのですが、車両保険に加入するだけで想像以上に保険料が高くなるからです。
たしかに新型プリウスは、自動安全ブレーキである「SafetySenseP」が搭載されているので、他の乗用車よりも安全かもしれませんが、やはり高年式ということもあり車両保険は絶対に必要です。
またどんなに自分が運転に気をつけて走行していても、相手が原因で大きな事故に巻き込まれないとも限りません。
そこで現在販売している「代理店型」「ダイレクト系通販型」をすべて含めた自動車保険のランキングを作成しました。
さらには、契約するユーザーを年齢別に「26歳」「35歳」「60歳」と3つのパターンに分類しました。
これからプリウスの購入予定の方、現在車両保険に加入しているけど「ちょっと保険料が高いなぁ〜」と感じている方など月々の支払いに対して気になっている方は参考にしてみてくださいね。
目次
新型プリウス「自動車保険料の年齢別ランキング」
プリウスの保険料を算出するための前提条件
今回プリウスの保険料を比較するうえで、免許証の色はゴールドの保有率が56%と6割近くになっているため、ゴールドを基準にランキングを作成しました。
一方で、26歳についてはブルー免許の割合が高いのでブルーを基準にしています。
もちろん車両保険は加入率50%を超えているため「あり」にしています。
以下にランキングの概要が掲載してますが、私が保険契約時によくあるパターンをそのまま当てはめています。
自動車保険ランキングの概要
・車種・車両保険金額:トヨタプリウスSツーリングセレクション
・型式:ZVW50
・車両保険金額250万円
・年間走行距離:5000km・日常レジャーのみ使用
・対人対物無制限
・人身傷害保険:5000万円
・イモビライザー割引、エコカー割引
・ロードアシスタンスサービス付き
・免責金額1回目5万円・2回目以降10万円
60歳の契約者は「おとなの自動車保険」に軍配!
まず60歳のクラスでもっとも安くなったのはセゾン自動車「おとなの自動車保険」です。

出典:おとなの自動車保険
20等級車両保険ありで保険料が32,290円ともっとも格安で、「あいおい」や「三井住友海上」など代理店タイプの保険会社と比べると約半分の保険料で済みます。
やはり40代と50代にターゲットを絞る戦術もあり、この年代からは絶大な人気を誇ります。
もちろん60歳からゆるやかに保険料は高くなっていくけど、そもそもが低水準なので問題はないでしょう。
以下が60歳の保険料の10位までをランキングしています。
ゴールド免許 | プリウス | ||||
順位 | 社名 | 車両保険あり | 車両保険なし | ||
無事故 (20等級) |
事故あり (14等級) |
無事故 (20等級) |
事故あり (14等級) |
||
1 | セゾン自動車 | 32,290 | 65,580 | 15,200 | 33,710 |
2 | イーデザイン損保 | 36,860 | 72,470 | 18,450 | 33,240 |
3 | SBI損保 | 37,960 | 70,280 | 16,480 | 29,120 |
4 | 三井ダイレクト | 42,040 | 75,840 | 19,630 | 34,620 |
5 | チューリッヒ | 43380 | 77,560 | 22,730 | 36,140 |
6 | セコム損保 | 47,220 | 90,330 | 19,890 | 38,320 |
7 | ソニー損保 | 47,360 | 87,930 | 19,780 | 36,520 |
8 | アクサ損保 | 48,200 | 85,630 | 25,010 | 43,460 |
9 | 朝日火災 | 57,540 | 106,570 | 25,470 | 45,860 |
10 | そんぽ24 | 60,440 | 113,900 | 25,400 | 47,220 |
なんとビックリ、1位から10位まですべて通販タイプの保険会社になります。
35歳は「チューリッヒ自動車保険」が圧倒的に安くなる。
35歳以上のランキングでは、チューリッヒ自動車保険がもっとも安くなります。
チューリッヒは、
- 30代以上のドライバーに優しい保険料金
- 業界最高レベルのロードサービス
が大きな特徴です。
事故率が少ないゴールド免許の場合には、年間の保険料は65,760円ぐらい月額にすると約5,500円で済む計算になります。
もちろん保険料の安さも大切ですが、チューリッヒ自動車保険最大の特徴は、「24時間事故受付、1事故専任体制のロードサービス」
たとえば、
- 事故で急にキャンセルになっても宿泊・旅費など費用5万円まで補償
- 100kmまでレッカー搬送無料
- インターネット加入割引12,000円
などがあり、しかも車の事故による旅費や宿泊費などキャンセル費用について搭乗者全員分負担ゼロというオマケ付き。
あまり運転しない60歳ではなく、仕事でも遊びでもガンガン運転する働き盛りの30代はチューリッヒがもっともコスパがいいでしょう。
以下がランキングになります。
6等級・新規 | プリウス | ||||
順位 | 社名 | 免許証の色(ゴールド) | 免許証の色(ブルー) | ||
車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし | ||
1 | チューリッヒ | 65,760 | 32,800 | 75,590 | 38,090 |
2 | イーデザイン損保 | 76,820 | 35,910 | 91,800 | 42,310 |
3 | アクサ損保 | 79,070 | 38,820 | 95,210 | 45,360 |
4 | セゾン自動車 | 80,070 | 39,970 | 91,590 | 44,410 |
5 | 三井ダイレクト | 80,540 | 38,340 | 91,950 | 43,470 |
6 | SBI損保 | 104,450 | 45,820 | 116,030 | 50,890 |
7 | ソニー損保 | 113,460 | 47,620 | 133,840 | 56,360 |
8 | セコム損保 | 113,460 | 47,620 | 133,840 | 56,380 |
9 | 朝日火災 | 130,370 | 56,750 | 152,910 | 66,300 |
10 | 損保ジャパン日本興亜 | 133,450 | 66,090 | 151,020 | 74,480 |
60歳のランキングと同様に1位から10位まですべて通販タイプの保険会社になります。
それだけ「東京海上日動」や「損保ジャパン」など代理店型保険会社の代理店手数料が多いことがわかります。
26歳には「アクサ損保」が勝利した。
26歳以上のランキングでは、若干の差ですが、アクサダイレクトが結果的に1番安くなりました。
ただ20代は、30代・40代・50代・60代よりも事故率が高くなるので保険料も相対的に高くなります。
それでも年間保険料103,840円と、月額にすると1万円を切る価格となっているのは嬉しいですよね。
ランキングを見てみると、ようやくここで9位の「あいおいニッセイ同和損害保険」と10位に「三井住友海上」など代理店型の保険会社が登場しました。
6等級・新規 | プリウス | ||||
順位 | 社名 | 免許証の色(ブルー) | 免許証の色(ゴールド) | ||
車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし | ||
1 | アクサ損保 | 103,840 | 48,800 | 86,210 | 41,360 |
2 | イーデザイン損保 | 104,600 | 48,640 | 104,600 | 48,640 |
3 | 三井ダイレクト | 112,800 | 53,820 | 97,690 | 47,390 |
4 | チューリッヒ | 120,200 | 60,500 | 104,410 | 51,540 |
5 | SBI損保 | 130,390 | 53,040 | 104,850 | 42,970 |
6 | ソニー損保 | 138,120 | 63,270 | 124,330 | 56,960 |
7 | セゾン自動車 | 148,640 | 66,370 | 128,540 | 58,640 |
8 | セコム損保 | 153,110 | 63,470 | 129,830 | 53,640 |
9 | あいおいニッセイ同和 | 158,040 | 70,140 | 158,040 | 70,140 |
10 | 三井住友海上 | 160,450 | 75,880 | 160,450 | 75,880 |
でもいずれにせよ、
- 9位:あいおいニッセイ同和損害保険→158,040円
- 10位:三井住友海上→160,450円
- 11位:損保ジャパン日本興亜→177,830円
- 13位:東京海上日動→191,100円
と、アクサ損保に比べて割高になっており、1ヶ月1万円以上になっているので月々の生活費の大きな負担になるかもしれません。
プリウスの年齢別保険料のランキングまとめ
ちなみに、この事故は私の契約者さんが起こした事故です(汗)
どんなに安全装備が充実しているプリウスでも、事故が起きるときは起きます。
今後も自動安全ブレーキや、AIが発達していっても自動車事故がゼロになることは絶対にありえません。
ですから、車両保険の加入はどんな理由があるにせよ絶対に必須なんです。
でも新型プリウスを購入した場合、月々の支払額プラス、自動車保険料金も考慮しなければ支払いが苦しくなってくるでしょう。
今回のランキングでもインターネットを中心に販売する「ダイレクト系通販型自動車保険」の料金の安さが目立ちました。
もちろん保険料の安さだけで選ぶのは避けたいですが、今回紹介した通販型の保険会社はたしかな実績があるところばかりです。
もちろん加入する特約や、補償内容で保険料がさらに安くなったりするケースがあるので、それぞれの保険会社で見積もりをとってもらいましょう。
「え?そんなかんたんに色々な保険会社で見積もりって取れるの?」って不安に思っている方ももう安心。
代理店型と通販型、さらには外資系保険会社を含めた自動車保険の一括見積もりを利用して、自分のカーライフにもっとも合致した保険会社を選ぶと自分に最適な保険会社がきっとみつかるはずですから。

自動車保険を見直しするのに「一括見積もり」を使ってみました。
すると、全く同じ補償内容であるのにもかかわらず、保険料が35,600円も安くなりました。
「保険の窓口 インズウェブ」は、最大20社の保険会社の中から保険料の比較ができるサービスです。
たった5分で見積もりがとれて、もちろん手数料も無料なので安心です。
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ですから、下取りは一旦保留にしてインターネットで「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
また、「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
提携会社である、50社以上の厳選された買い取り店の中で、最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができること。
それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みになります。
