初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

任意保険の特約

保険の特約!月々の保険料の支払額と自己負担したらどれぐらいかかるのか?

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『自動車保険の特約が多すぎてどれを選んでいいのかわからない!』

通販型や外資系保険会社の参入で、保険料の値下げ競争がある国内の損保会社。

どうしても保険料で負けてしまうため、値下げする必要があります。

しかし、国内の損保会社は通販型タイプと違い、人件費や代理店手数料が劣るため、値下げにも限界があるんです。

そこで各社出してきたのが『特約』という名のオプションサービスで、特約に加入させることで保険料の減収分の穴埋めをするようになってきたのです。

過去にもさまざまな特約がありましたし、今でもペットの入院を補償する特約や、SNSで炎上したときの特約など。

特約のすべてが不要というつもりは一切ありませんが、あまり無駄なオプションサービスに加入するのもお金の無駄になるだけ。

そこでこの記事では、備えておけばきっと役に立つであろう、自動車保険の補償・特約について厳選して紹介していきます。

今回題材に使うのは、国内大手の損保会社『三井住友海上』をベースに紹介していきます。

それぞれの特約をつけることで、どれぐらい保険料がアップするのか?

また、加入しなければどれぐらいの自己負担になるのかも一緒に解説していきます。

自動車保険の補償・特約

事故による『怪我』を補償する特約一覧

入院後遺症時における人身傷害諸費用特約

月々の保険料は約130円アップ↑

事故により入院したり重い障害が残った場合に必要な差額ベッド費用や、ホームヘルパーなどの必要な雇用費用や自宅のバリアフリー化にかかる費用を補償します。

自己負担すると

約4万円
1日間入院費個室を利用した際の差額ベッド費用例

交通乗用具事故特約

月々の保険料は約約610円アップ↑

契約車の事故だけではなく、自転車運転中に怪我をした場合なども補償するユニークな特約。

自己負担すると

約120万円
自転車運転中にポールに衝突した際の治療費例

自動車事故特約

月々の保険料は約170円アップ↑

契約車に搭乗中の事故だけではなく、家族が歩行中にはねられた場合なども補償します!

自己負担すると

約100万円
歩行中に 自動車に跳ねられて怪我した治療費例

障害一時金(1万円・10万円)特約

月々の保険料は約150円アップ↑

洗面用具等の日用品や衣類の準備など入院に必要な当然の費用を補償します。

治療日数に応じて1万円または10万円を受け取ります。

自己負担すると

約1万6,000円
日用品家族の交通費やお見舞いのお返し代の例

事故によるクルマの補償する特約一覧

車両保険

特約ではなく、任意で加入するのが車両保険になります。

月々の保険料は約2,960円アップ↑

事故で大切な車が壊れた場合の修理費、さらには当て逃げや車の盗難まで、基本的にはどんなタイプの事故でも補償する、自分の車を守るためには絶対に必要な補償です。

車両保険「10補償限定」特約

月々の保険料は約1,460円アップ↑

車両保険の補償の対象となる事故の範囲を限定することで保険料を抑えて車両保険に加入できます。

自己負担すると

約10万円
駐車場でフロントバンパーに当て逃げされた場合にかかる修理費用例

ロードサービス費用特約

月々の保険料は約430円アップ↑

万が一の事故や故障の際のレッカー代から修理中のレンタカー代までしっかりカバーします。

また現場から自宅や出発地への移動費用や宿泊費用などを支払う。

自己負担すると

約1万5,500円
1事故辺りの宿泊移動費用

レンタカー費用特約

月々の保険料は約560円アップ↑

レッカーされなかった事故で車を修理してる間のレンタカー代を保証する

自己負担すると

約12万円
自家用小型乗用車のレンタカーを15日間借りた場合にかかる費用
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車両保険無過失事故特約

月々の保険料は約70円アップ↑

ユーザーに過失がない時に継続契約の等級等に影響することなく車両保険金を受け取りました

自己負担すると

約12万円
3等級ダウン事故を一気に発生した場合に保険使用した場合と未使用の場合の3年間の保険差額

新車特約

月々の保険料は約230円アップ↑

新車が大きな損害(新車保険金額の50%以上の損害)などを受けた場合に新車購入費用を補償する

自己負担すると

約200万円
ある自家用普通乗用車を新車で買った場合の金額
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車両全損(70%)特約

月々の保険料は約270円アップ↑

長年乗っている車が車両保険金額の70%以上の損害を受けた場合に保険金額の100%相当の保険金を受け取ります

保険金受け取り上限差額

約45万円
保険金額の70%の損害を受けた場合に本契約のセット有無により受け取れる金額の差額
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全損時諸費用倍額払特約

月々の保険料は約40円アップ↑

事故で車が全損となった場合に車両保険金額の20%(40万円が限度)受け取れます。

受け取る金額が全損時諸費用特約の約2倍です

自己負担すると

約18万円
全損になった場合の諸費用(購入諸費用・廃車諸費用)の例

車内手荷物等特約

月々の保険料は約80円アップ↑

契約者の車に積んだゴルフバッグやキャンプ用品カメラなので荷物が車両保険で車両保険金をお支払いする衝突事故などで壊れた場合保証する

自己負担すると

約20万円
ゴルフセット一式の購入にかかる費用例

地震噴火津波車両全損時定額払い特約

月々の保険料は約440円アップ↑

地震噴火またはこれらによる津波により契約者の車が全損となった場合50万円を受け取れる。

保険金受取額

約50万円

その他ついていると便利な特約一覧

日常生活賠償特約

月々の保険料は約180円アップ↑

車運転中以外の日常的な事故で相手に損害を与えてしまった場合の賠償金などを補償する

自己負担すると

約6,000万円
子供が投げたボールが他の子に当たり死亡させたしまった場合の高額賠償判例

自転車賠償特約

月々の保険料は約140円アップ↑

日常生活賠償特約の補償の対象となる事故の範囲を自転車事故に限定した特約

自己負担すると

約9,500万円
自転車で歩行者に正面衝突した場合の高額賠償判例

弁護士費用特約

月々の保険料は約400円アップ↑

日常生活全般で事故で一方的に被害にあい、相手に治療費を請求したが交渉に応じてくれない場合などに交渉を弁護士に依頼する費用を補償する

自己負担すると

約130万円
一方的に追突された場合などの自動車事故で弁護士に依頼した場合の着手金や報酬金の費用例
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ファミリーバイク特約

月々の保険料は約1000円アップ↑

自身および家族が原動機付自転車(原付バイク)を運転中の場合も相手への賠償や自身の怪我を補償します。

自己負担すると

約7万円
個別で自動車保険に入った場合の保険料例
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見守るクルマの保険(ドラレコ型)

月々の保険料は約850円アップ↑

三井住友海上オリジナル専用ドライブレコーダーを使用したサービス。

迅速で的確な事故対応と安全運転をサポートします。
※専用ドライブレコーダーは貸出

まとめ

どうでしょう?

はっきりいって、特約については携帯電話や新車の契約と同様、付帯すればするほどキリがないですよね。

なので、本当に必要な特約だけをしっかりと付帯しておくことが必要ではないでしょうか。

今回紹介した沢山ある特約の中で、本当に必要あるものを厳選して言えば、

  • レンタカー費用特約
  • 弁護士費用特約
  • ロードサービス費用特約
  • 新車を買ったなら新車特約

あたりに加入していれば、とりあえず問題はないかと思います。

いずれにせよ、現在主流である通販型自動車保険でも付帯できる特約なので、わざわざ国内の大手損保会社を選ぶ意味が、益々少なくなってきているともいえるのではないでしょうか。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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