初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

保険料の割引制度

本当にお得なの?3年でかける長期保険のメリットはあるのか。

更新日:

「非常にお得になっているので、自動車保険を3年間の長期保険で契約しませんか?」

と、言われることが増えてきたと知人などに相談を受けることが多くなってきました。

それだけ、各保険会社も長期保険に力が入っているようなんですね。

でも、保険に契約するユーザーによく質問されるのがこちら。

「本当に長期保険ってお得なの?どんなメリットがあるの?」

そこで、今回は自動車保険の長期保険にするメリットやデメリット。

また、そもそも長期保険の仕組みなどについて説明していきましょう。

長期保険のメリットとデメリット

自動車保険の長期保険とはなにか?

自動車保険の長期保険ってなに?
本来自動車保険は1年毎の契約がセオリーになっていますが、2年または3年の長期保険を契約することで事故で保険を使用しても等級が下がらないという特徴があります。
また、支払い方法には「年払い」「月払い」の2種類があります。

長期保険は、事故を起こして保険を使ったとしても等級ダウンによる保険料アップはありません。

要するに、3年間は等級をプロテクト(保護)することができる保険制度なんです。

長期保険で契約すると、事故による等級はどう変化するのか

例えば、3年間の長期保険で契約すると、事故による等級はどう変化するのか?

まず、通常の自動車保険ルールに従っていけば、以下のように等級が上がっていきます。

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目
等級 12等級 13等級 14等級 15等級 16等級 17等級 18等級
割引率 −48% −49% −50% −51% −52% −53% −54%
割引係数 事故なし 事故なし 事故なし 事故なし 事故なし 事故なし 事故なし
事故有適用期間 0年 0年 0年 0年 0年 0年 0年

12等級の翌年には13等級、さらにその翌年には14等級と年齢のように一歩一歩上がっていくのです。

では、事故を起こして保険を使えばどうなるのか?

1年(単年)契約で事故を起こし保険を使うと等級はどうなる?

1年契約で事故を起こした場合、3等級ダウンがするので12等級で保険を使えば、翌年には9等級になりさらに事故有係数適用期間も重なって保険料の割引率は悪くなります。

1年目
事故発生!!
2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目
等級 12等級 9等級 10等級 11等級 12等級 13等級 14等級
割引率 −48% −22% −23% −25% −48% −49% −50%
割引係数 事故なし 事故有り 事故有り 事故有り 事故なし 事故なし 事故なし
事故有適用期間 0年 3年 2年 1年 0年 0年 0年

 

長期契約で事故を起こし保険を使うと等級はどうなる?

その点、もし2年や3年契約の長期保険で契約していた場合、事故を起こして保険を使ったとしても翌年には等級が下がりません。

いやむしろ、なにもなかったかのように「12等級→13→14」と事故を起こした年を含め、向こう3年間は等級に全く影響がありません。

1年目
事故発生!!
2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目
等級 12等級 13等級 14等級 11等級 12等級 13等級 14等級
割引率 −48% −49% −50% −25% −27% −49% −50%
割引係数 事故なし 事故なし 事故なし 事故有り 事故有り 事故なし 事故なし
事故有適用期間 0年 0年 0年 2年 1年 0年 0年

そして、長期保険が終わった4年目に、前の年から等級が3つダウンします(結局は下がる)。

つまり大事なのはここ、どんな長期保険をかけていたとしても保険を使ってしまったら3年後にしっかりと等級が下がるようになっているのです。

まあ、借りた借金は3年後に返しましょうねというイメージですかね。

保険料から見る、長期保険のメリットとデメリット。

では次に肝心の保険料について説明していきましょう。

長期保険のメリットは保険料の安さなんて言いますが、実際のところどうなのでしょうか?

モデルケースでは、プリウスに乗っている40歳男性の契約条件で見ていきましょう。

代理店型保険会社の「1年契約」と「3年の長期契約」さらに「11等級」のパターンで説明しておきます。

  • プリウスZVW30
  • ゴールド免許
  • 通勤使用
  • 35歳以上補償
  • 車両保険250万円
  • 対人対物無制限

11等級のケース

1年契約では月々7,600円支払う契約になっていますが、3年間の保険料の合計は事故で保険を使用するかどうかで決まります。
ちなにに、3年間で事故なしで保険を使わなかった場合「261,150円」と事故で保険を使った場合「346,500円」となんと3年間合計すると81,350円もの差があるのです。

あまり安い修理代のケースでは、保険を使用しないほうが良いという所以はまさにここから来ています。

関連 : バンパー程度の軽い事故なら自動車保険を使わないほうが良い理由

一方で、事故で保険を使う前提では、長期保険で契約したケースの場合、初年度の支払額は単年契約より高くなりますが、等級にプロテクトが掛かっている分3年間の保険料は高くなりません。

ただ、ここが最大の注意点で、もし保険を使わなかったとしたら通常通り単年契約をしていたほうが24,350円安く済んでいるのです。

11等級の場合 初年度保険料 3年間合計
(事故なし)
3年間合計
(事故有り)
事故有の
増加保険料

(3年間合計)
月々 年間
1年契約 保険料 7,600 91,200 265,150 346,500 81,350
長期保証 保険料 7,690 90,280 289,500 289,500 0
A保険料との差 +90 −920 +24,350 −57,000 0

もちろん保険会社や等級によるばらつきはありますが、長期保険全ての部分で肯定できるわけではありません。

長期保証のメリットやデメリット

ここで改めて、長期保険のメリットとデメリットをざっくりと挙げてみましょう。

まず、メリットとしては、

  • 3年契約なので、毎年面倒な手続きがいらない。
  • 事故を起こして保険を使っても、等級にプロテクトがかかり翌年の保険料が高くならない。
  • 保険を使用を前提とするケースでは、1年契約よりも保険料が安くなる。

 
一方で、長期保険のデメリットとはなにか?

  • 保険を使ってしまうと、トータルの3年間トータルの保険料は高くなる可能性がある。
  • 保険を使っても。すぐに等級が下がるわけではないので、少額な事故でも保険を使ってしまう危険性がある。
  • 契約途中で保険の見直しをしたくてもかんたんに変更できない。

など意外とデメリットも多いのですが。

その他にも、ゴールド免許など割引制度での問題。

来年ゴールド免許になるのですが、長期保険に掛けるとその分も差し引かれるのでしょうか?
ゴールド免許割引については、保険契約時にゴールド免許かどうかで判断されます。 なので保険期間の途中でゴールド免許になったとしても割引は適用されません。
一方で、ゴールド免許で契約してブルーに落ちてしまったとして割引は継続されます。
もし割引制度を使いたいのなら、中途更改が必要になります。

また、新車購入時に長期保険に契約した場合。

長期保険に契約したのに保険料が高くなったんですけど?
新車割引・エコカー割引などは各保険年度ごとに適用条件を確認するため、保険期間中の年度から割引が適用されなくなる場合、2年目、3年目の保険料が前年度の保険料より高くなることがあります。

このように割引制度などにより、途中でリアルタイムに反映されているわけじゃないので結果的に損をしてしまう可能性があることも頭に入れておいたほうがいいでしょう。

まとめ

最後に、結論になりますが、長期保険だからといってあまりお得にはなりません。

保険会社はまるで呪文のように長期保険を勧めてきますが、結局は一長一短だと思います。

基本的に、同じ保険同士で保険料を節約したくても「車両保険を外したり」「免責金額10万円をつけたり」しなければ保険料の大きな節約にはなりません。

それなら、考え方を変えて代理店型タイプの保険会社から通販型の保険会社に変えるなどをしたほうがよほど効果的です。

なにか、大きな結果を得たいのなら、今ある延長線上の考え方ではなく発想そのものを変えたほうが案外効果は高いですから。

保険料の節約を考えている方は、一度検討してみるといいのかもしれませんよ!


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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