飛び石が原因で、フロントガラスが割れてしまったので今回新品に交換することにしました。
ただ、フロントガラスを新品に取り替えるためには、車種によりますが10〜20万円以上が相場で、非常に高額な修理代を支払う必要があります。
でも、ビビることはありません。
もしあなたが、車両保険に加入していれば保険を使って簡単に交換することができるのです。
そこでこの記事では、フロントガラス交換を車両保険を使って新品に交換するための5つのステップに分けて紹介します。
目次
自動車(車両)保険を使ってフロントガラスを5つのステップ
車両保険が使えるのか確認する。
まず、基本的なところから。
保険証券を見て確認するか、もしくは今加入している保険会社または保険代理店を通して、
- 保険を使って修理することが可能かどうか?=車両保険の有無
- 免責額が設定されているか?=自己負担の有無
- 代車費用が負担されているか?=代車の有無
この3点について確認しておきましょう。
車両保険に加入しているのかを確認する。
保険の最重要項目は、その事故に対して、保険が使えるかどうか。
フロントガラスが破損した場合、その理由が飛び石などを含めた飛来物による事故なら車両保険を使うことができます。
車両保険には、フルカバータイプでどんな事故でも補償する『一般型車両保険』と、補償を限定する『エコノミー型の車両保険』と2種類存在しております。
ただ飛び石傷の場合、いずれかの車両保険に加入していれば、保険は適用されるので問題はないでしょう。

出典:ソニー損保
免責額を設定しているのか確認する。
自動車保険には年間の保険料を安く抑えるために『免責』という自己負担金が発生する仕組みがあります。
免責金額がある状態で保険を使うと、自己負担5万円や10万円だったりする可能性があります。
車両保険の免責金額って?
たとえば、補償対象の事故を起こし20万円の修理費用がかかったケースで5万円の免責金額を設定していた場合。
5万円は契約者が自己負担し、残りの15万円が保険金として支払われます。
その他、自動車保険の特約として『代車費用』などがついている場合、修理期間中にレンタカーを借りることもできるので確認しておきましょう。
「保険会社」に事故報告をする。
保険が使えることがわかれば、事故の報告を保険会社に連絡しましょう。
ディーラーや、損害保険を扱っている保険代理店を挟んでいるなら代理店に直接連絡してもいいです。
一方で、通販型タイプなど、代理店を介していない自動車保険に加入しているのなら、直接保険会社に連絡します。
事故報告をする時間帯は、いつでも問題ありません。
ガラスの破損したらすぐでもいいですし、気がついたときでも構いません。
現在ほとんどの保険会社では、24時間365日交代で事故対応を行っているので、土日祝日、あるいは遅い時間など連絡が取れない時間帯など一切ありません。
事故報告をしていなければ、勝手に自分の車の修理することはできません。
事故報告なしに勝手にガラスを注文し、交換したあと、後出しで保険会社に連絡しても保険金がでない可能性があります。
いずれにせよ、事故状況・事故現場・事故を起こした時間帯など、実際に起こったことを保険会社のコールセンターにそのまま正直に説明してあげましょう。
ガラス交換をおこなう修理工場を決める。
保険会社に事故連絡さえすれば、次は修理工場を決めます。
修理工場は基本的にはどこでも構いません。
たとえば、いつも自分が車検や修理に使っているディーラーなどの整備工場に依頼するか、近所の車のガラス屋さんに依頼してもOK。
もしも修理する場所にこだわりがなければ、修理車種を取り扱っているディーラー(今回はトヨタ)を使うか、最悪それでも見つからなければ、保険会社が修理工場を紹介してくれることができます。
フロントガラス交換の見積もりをとってもらう。
ガラスを交換する修理工場が決まれば、次にその修理工場で、念のためフロントガラスの見積もりをとってもらいましょう。
保険を使用するのであまり金額は関係ないけど、修理見積もりに妥当性はあるのか?納得できる見積もりになっているのか調べるためでもあるから。
また先ほど説明したように、免責額を設定していたら、保険を使用するかどうかの判断をする必要があります。
たとえば、今回のような145,000円ぐらいの修理で、免責額10万円に設定していた場合、保険金からは45,000円しか補償されず、残りの10万円は自己負担になります。
いずれにしても、修理する前に、免責額を設定しているのか?
また見積もり額に問題がないのかについては、実際に修理する整備工場で見積もりを取ってもらうことが大切でしょう。
フロントガラスを脱着して交換する。
見積もりをとってもらい、ガラスの在庫状況などを確認すれば、あとは日数の調整に入ります。
具体的に修理日を整備工場と打ち合わせをして実際に「いつ入庫するか」を決めます。
あとその他に、代車が必要なら空いている代車の有無についても確認しておきましょう。
フロントガラスの交換程度なら最短1日で、2日あれば終わるでしょう。
その他の修理費用の協定や、修理完了前と後の写真、さらにアジャスターとの打ち合わせなど面倒なことは、修理工場が代理て行ってくれるのでこちらでわざわざ手を煩わせることはありません。
あと保険金請求なども、保険会社と整備工場でやっている
その辺りのことも十分見極めながら、整備工場選びましょう。
まとめ
フロントガラスにヒビが入り、自動車保険を使うためには、
- 保険が使えるのかを確認する。
- 保険会社に事故報告をする。
- 修理工場を選ぶ。
- 修理工場で見積もりを取る
- 実際に修理をする。
この5つのステップを踏む必要があります。
いずれにせよ、もっとも大切なことは、エコノミー型にせよ、一般型にせよ「車両保険」に加入しているかどうか?
この前提条件を満たしていなければ、修理費用すべて自己負担になります。
自分は事故らないと思っていても、もらい事故や今回のような不意な飛来物による飛び石だって運転している以上常に起こり得ること。
これからもまだまだ乗り続けるのつもりなら、最低限の備えはしておきたいものです。
そう考えるとやはり、車を運転するに当たって車両保険に加入しておくことは必須条件なのかもしれませんね。

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