「プリウスの天井(ルーフパネル)に傷をつけてしまった!」と知り合いから連絡がきました。
傷の原因は、高さのない駐車場に入ったところルーフパネル全体を擦ってしまったようです(そんな低い駐車場があることに驚きましたが)
そもそもルーフの損傷は、落石・落雪、また雹など自然災害しか起こらないような珍しい事故になります。
このように、広範囲に傷が広がってしまったルーフパネルの修理費用はどれぐらい必要になるのでしょう。
もちろん車種やボディカラーによって料金体系は違ってくると思いますが、今回はトヨタのハイブリッドカーである「プリウス」を例に紹介します。
もちろん修理見積もり額によっては、自動車保険を使うことも視野に入れているのでどんな種類の保険が対応できるのかについても詳しく解説しましょう。
プリウスの天井(ルーフ)に傷がついたら修理費用はどれぐらい!?
ルーフパネルの修理見積もり額で10万円を超える
プリウスのルーフパネルの修理見積もりは約12万円。
今回のように、全体的にパネルが損傷しているとそれだけ修理する範囲も広いから。
作業工程は比較的単純。
天井のアンテナポールと土台を外しマスキングテープで囲って、傷を修正・そしてルーフパネル1枚塗装するという作業工程になります。
もちろん傷の状態などにより作業工程に変化はします。
たとえば、ルーフパネルの前側に傷があればフロントガラスを脱着しなければなりません。
また、パネルの凹みが酷ければ最悪、交換に至るケースもあります。
いずれにしても、今回のような傷が広範囲に広がっているのような損傷であれば、修理費用は最低でも8~12万円程度かかると思っていればいいでしょう。
ルーフパネルの損傷は車両保険が使える。
10万円以上の修理費用がかかるなら、「車両保険」の使用も検討する必要があります。
使える自動車保険は「一般型の車両保険」のみ。

出典:ソニー損保
一般型とは事故をフルカバーできる車両保険のことで、エコノミータイプよりも修理できる内容が多くあります。
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ソニー損保の事故の例で「電柱との衝突」と書いていますが、これは「自損事故」であるという意味であり、駐車場でも自宅の壁でもすべて一緒。
『いつ頃ついた傷かもわからないけど、見つけたので車両保険を使って修理をお願いしたい』と言ってくれれば大丈夫です。
もちろん同じルーフパネルの損傷でも、飛来物またや落下中による衝突であればエコノミータイプの車両保険でも適用ができますが、今回はあくまで駐車場の屋根に擦ったことによる事故です。
同じルーフの傷でも、事故の種類によって車両保険が適用されるか、それともされないか変わってくるので注意しましょう。
あと当たり前ですが、エコノミータイプにしか加入していないのにも関わらず、虚偽の報告をしてはいけません。
たとえば、自分の運転ミスで擦ったのに「何か物が落下して傷がついてしまった」など嘘の報告をしても保険会社の事故担当員に調査されます。
事故担当員であるアジャスターは、事故報告の内容と、現車の損傷状態の因果関係が成り立っているのかしっかり確認します。
事故報告の中に嘘が見つかれば大きなコンプライアンス違反にもなり、保険自体が使えないばかりか、最悪契約の打ち切りとなる可能性もあります。
そのあたり、高くなる保険料と修理費用の比較は保険会社に問い合わせしておきましょう!
まとめ
ルーフパネル(屋根)の損傷は、フロントやバックパネルの損傷よりも非常に珍しいタイプの事故になります。
大きな凹みなどがなければ、パネルの交換をする必要がなく修理し塗装することで綺麗に復元します。
しかし、ルーフパネルが損傷すると修理範囲は広がり、それに伴って修理費用も高騰する可能性があります。
自腹で支払いをしたくない、また愛車を大切に乗りたいのならやはり車両保険の加入は必要です。
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