車にとって燃料は走るための「源」です。
燃料がなければ、走ることができなくなるだけでなく、エンジンは始動せずその場から一歩も動くことができません。
一方、車の燃料にはガソリン車とディーゼル車で分類されており、
・ガソリン車は「レギュラーガソリン」「ハイオク」
・ディーゼル車は「軽油」
をそれぞれ給油する必要があります。
しかし最近では、車の低燃費化やセルフスタンドが増えてきたことにより、ガソリンにまつわるトラブルも増加傾向にあります。
そこでこの記事では、ガソリンにまつわる「ガス欠して車が動かなくなったら?」「もし間違えた燃料を入れてしまったら?」の2大トラブルが起きてしまった場合の対処法について解説していきましょう。
初歩的なトラブルだからこそ、正しい知識を知っておきましょうね。
ガソリンの2大トラブル「ガス欠」と「燃料の入れ間違い」
突然のガス欠!どうすればいいのか対処方法
走行中に突然エンジンのパワーが落ち、アクセルを踏んでも吹け上がらなくなったらすぐに「燃料計」をチェック。

画像:instahu.com
メーターの針がE(エンプティランプ)以下を指していたらガス欠の疑いが濃厚です。
エンジンが完全に停止してしまう前にダッシュで路肩に移動することが大切。
これがバイクやジェットスキーならリザーブタンクのコックをONにすればいいだけですが、車のガス欠による対処法は、ガソリンを補給するしかありません。
よほど心配性ならガソリン携行缶を積んでいるはずですが(それはそれで消防法に引っかかりますが)、一般的にそこまで準備のよろしい人はそもそもガス欠などになりません。
そのため、もし加入しているなら『JAF』や自動車保険に付帯しているロードサービスを使って応援を呼ぶ必要があります。
また高速道路の路上だった場合車の後方に三角停止表示灯を表示したあと、ガードレールの外はなどに安全な場所に避難。
安全を確保してからロードサービスなどの応援を呼ぶことにしましょう。
最近ではスマホや携帯電話が普及しているおかげで、すぐにロードサービスに連絡できますが、もし持っていなくても大丈夫。
1キロごとに設置されている非常電話から通報すると交通情報板に故障車あるとすぐ表示される仕組みになっています。
燃料を入れ間違えた場合の対処方法
最近ではガソリンの補給もスタッフによる給油より、自分で行うセルフ給油の方が増えてきています。
それに伴い、ガソリン車に軽油を入れたり、その逆でディーゼル車にガソリンを入れるような燃料の入れ間違いが非常に増えてきています。
たとえば、ガソリン車に軽油を給油して走行しても、タンク内に多少のガソリンが残っているため最初のうちは普通に走れてしまいます。
ただしばらく走行していると、突然ノッキングが発生しマフラーから黒煙を吐き出し始めます。
ノッキングとは?
また、ノッキングの他にまたはノックということもあります。
そんな突然の異常に気づいたら、車を路肩に寄せて、すぐにエンジンを止めることが大切。
早めに対処するほど被害が少なく済みます。
一方で、入れ間違えた燃料がディーゼル車で、そこにガソリンやハイオクを入れてしまうと非常に危険。
ディーゼル車には別置きで大きな燃料ポンプがついており、ポンプや燃料を届けるパイプラインなど、致命的なダメージを受ける可能性があり、高額な修理費用を覚悟する必要があります。
いずれにせよ、入れ間違ったときの対処法は、燃料タンクにある間違えた燃料を全て排出し、正しい燃料を入れなおすだけ。
しかし、話だけきくと簡単に聞こえますが、ガス欠とは違い、ある程度の整備知識が必要でプロに任せるのが最良の選択でしょう。
もちろん、いつも頼んでいる整備工場に連絡をしてもいいのですが、ここでも大きく役に立つのがJAFや自動車保険のロードサービス。
JAFもしくは自動車保険のロードサービスを利用する
ガス欠、もしくは燃料の入れ間違いでも、やってしまったものは仕方ありません。
やってしまったことを後悔しても遅いですし、時間の針が元に戻るわけじゃないのですから。
いずれにせよ、燃料トラブルへの対処方法としては
- JAFに加入して会員になる。
- 自動車保険のロードサービスを使う。
ことが必要で、とくに自動車保険のロードサービスは案外知らない方が非常に多いサービスになります。
大手保険代理店である「三井住友海上」「損保ジャパン」「あいおいニッセイ同和損害保険」「東京海上日動」などでは、当然のようにガス欠や燃料の入れ間違いトラブルへの無料レッカーサービスを実施しています。
また、保険料が安いと言われている通販型自動車保険でも、ロードサービスは無料で実施しています。
たとえば、通販型の保険会社のひとつでもあるSBI損保の場合、燃料10リッターを届けてもらえるサービスを実施しています。
JAFと自動車保険のロードサービスをダブルで加入しておくことが理想ですが、現在では自動車保険のロードサービスでも十分な対応が可能になってきています。
まとめ
いずれにせよ、燃料トラブルが起きたときには、自動車保険のロードサービスに連絡することが大事です。
ガス欠になった場合には、燃料を届けてもらえるし、燃料の入れ間違いには無料のレッカーサービスもしてもらえます。
日頃からダッシュボードの中などに、緊急の連絡先を控えておくか、スマホや携帯電話に登録しておきましょう。
また現在の自動車保険のロードサービスはサービスが充実しており、レッカー搬送をした場合、修理までの代車費用を負担してもらえたり、故障のせいで帰られない方のために、ホテルの宿泊代を負担してくれたりもします。
燃料トラブルだけじゃありませんが、車が突然何らかの理由で故障したら、まずは落ち着いて自分の加入している保険会社に連絡する習慣をつけておくと最悪の事態は回避できます。

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