今回の記事では、ヴォクシーハイブリットのフロントガラス交換について解説します。
型式は、ZWR80系の新型ヴォクシー。
以下は、私の知人であるユーザーさんからの相談内容です。
「高速道路を走行中、右斜め前に並走していたトラックからの飛び入りにより、ガラスにヒビが入ってしまいました。そうなると、フロントガラスを交換する必要があるとは思うけど、どれぐらいの金額がかかるのか?また保険を使うことができるのか教えてほしい。」
運悪く、飛び石によるガラスの損傷についての相談ですね。
結論からいうと、このユーザーさんは幸いにして自動車保険に付帯してある「車両保険」に加入していたおかげで、修理費用の全額を保険を使って手出しなく修理できました。
ではそのあたり、詳しい内容を解説していこうと思います。
目次
ヴォクシーハイブリットのフロントガラスを新品に交換する。
フロントガラスは『ヒビ』が伸びると交換するしかない
今回フロントガラスの損傷箇所は、ルームミラーに近い場所でした。
はじめは矢印の箇所1点だけの損傷でしたが、走行するにしたがって上下にひび割れが広がっていきました。
飛び石が広がってしまうと、スポット補修のガラスリペアは不可能で、完全復元する方法は、もう交換するしか選択肢は残されていません。
そこで、いつも懇意にしている整備工場にお願いして、ヴォクシーハイブリットのフロントガラスの見積もりをとってみました。
ヴォクシーハイブリットのフロントガラスの見積もり額は『約17万円』
ヴォクシーハイブリットのフロントガラスを交換の見積もりをとってもらったところ「約17万3,000円」という結果になりました。
やはり高額になります。
概算見積もりの内訳を見ていくと、
- フロントガラスの部品代:約114,000円
- フロントガラスの小部品:約6,000円
- ナビゲーションのフィルムアンテナ:10,000円
- フロントガラスの交換の技術料:約25,000円
見積もり金額の比重を大きく占めるのは、やはりフロントガラスの114,000円でしょう。しかも税抜価格です。
また、フロントガラスには純正以外にも価格がリーズナブルな社外品ガラスがあるのですが、ヴォクシーハイブリッドはレインセンサーが搭載されているため、社外品が存在せず、純正しか在庫していないとのこと。
つまり、安いガラスを使って修理する方法ができないってことなんですね。
フロントガラスを交換するなら自動車を使おう!
当然みなさん、自動車保険には加入していますよね。
ほぼ99.9%の加入率を誇る『対人対物無制限』のみでは保険は適用できませんが、もし任意で車両保険に加入しているなら、保険が適用できます。
たとえば、1年以内に保険を使っていなかったり、契約時に免責がついていない場合、持ち出しがなくフロントガラスを交換することができます。
関連 : 車両保険の「免責」とはなにか?またつけると保険料が安くなる理由
飛び石は「飛来中の他物」の事故にあたります。
なので、車両保険の中でも、一般型と言われるオールカバータイプはもちろんのこと、補償範囲を限定しているエコノミータイプでも使用できます。
(こちらはソニー損保の例になるので、念のため自分の加入している保険会社を確認しておきましょう)
積極的に使うべき、車両保険なんです。
まとめ
結論からいうと、飛び石によりフロンタガラスの損傷は、車両保険に加入していれば「保険を使うべき」です。
一方で、車両保険に加入していなければ「自己負担」するしか方法はありません。
あとは修理工場と、実際の修理日の打ち合わせをするだけです。
修理日数は最低でも『2日間』みておけばいいでしょう。
もし自動車保険の契約に「レンタカー費用特約」を付帯していれば、修理期間中レンタカーを借りることができます。
また、修理工場によっては工場台車を借りることができるかもしれません。
その他、たとえば、「修理工場に知り合いがいないのであてがない」「転勤してきたばかりでどこで治していいかわからない」などあれば、Goo Pitというサービスを利用すれば、最寄りの整備工場を調べることも可能です。
いずれにしても、フロントガラスに飛び石が広がれば、視界不良で運転の妨げになるだけではなく車検にも適合しません。
また、最悪のケースでは、整備不良で警察に止められる可能性もないわけじゃありません。
加入しているかどうかは、それぞれのユーザーによって異なりますが、やはりヴォクシーハイブリットのような高年式なミニバンには自動車保険は当たり前として「車両保険」の加入は必須です。
たしかに、車両保険は年間の保険料が高額になりますが、通販型自動車保険などを利用すれば、保険料をリーズナブルに抑えることができるので、見積もりだけでもとってみるべきだと思いますけどね。

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