子供が学校を卒業するタイミングで免許をとる予定なんだけど、親の車を一緒に使用する場合保険料はどうなってしまうのでしょうか?
私が担当しているお客さんから、LINE経由で質問を受けました。
免許をとっても、就職するわけじゃないので子供に車を買う必要ないケースとかってありますよね。
でも、まるっきり運転をしないわけでもないので、そのときには親の車を貸すことになります。
もちろん子供が運転する可能性がある以上は、自動車保険も子供の分まで補償範囲を広げるのが鉄則です。
補償範囲を広げるということは、「保険料が高くなってしまう」ことを意味します。
でも、保険料を安くする方法が全然ないわけでもありません。
これから紹介する方法を実践していけば、かなり保険料をお得にすることができてしまうのです。
では今回の記事テーマ。見直さなければいけない条件とともに、自動車保険を安くおさえる方法を紹介させていただきます!
目次
子供が親の車を運転する可能性があるなら3つのポイントを抑える。
運転者の条件を見直す必要がある。
運転者「限定」条件を見直す必要がある。
まずは、運転者「限定」条件を見直す必要があります。
運転者限定とは、車の運転者を限定することで保険料を割引する特約です。
現在、本人または本人と配偶者に限定しているのであれば、「家族限定」や「家族型」といわれる契約または、運転者の限定を解除する契約に変更する必要があります。
本人または本人と配偶者に限定したままで子供が運転をして事故をおこしたら、保険では補償されません。
必ず、運転者の限定を確認するようにしましょう。
家族限定について
契約している自動車保険を確認してください。
運転者の「年齢」条件を見直す必要がある。
もうひとつ見直さなければいけない条件は、「運転者の年齢制限」です。
自動車保険の年齢制限にはどのような区分があるのでしょうか?
- 35歳以上補償
- 30歳以上補償
- 26歳以上補償
- 21歳以上補償
- 年齢を問わず補償
保険会社によっては、35歳以上補償・30歳以上補償の区分がないケースもあります。
子供の年齢にあわせて「21歳以上補償」・「年齢を問わず補償」に切り替えなければ、運転者限定同様、補償対象外となってしまいます。
年齢を問わず補償にすると、驚くほど保険料は高くなりますが、子供の安全のためにも必ず年齢条件も変更しましょう。
乗る機会がわずかなら1DAY保険もある。
1DAY保険は1日から最大7日まで連続でかけられるお手軽な自動車保険で、両親の車でも子供は入ることができます。
- 三井住友海上 「1DAY保険」
- 東京海上日動 「ちょいのり保険」
- あいおいニッセイ同和 「ワンデーサポーター」
保険料も1日500円からと、とてもリーズナブル。
申し込みもスマホから登録可能で、支払いは携帯電話代と一緒に引き落とし、家にいながら簡単に手続きが完了します。
1回登録すれば2回目利用からは割引もあるのも嬉しいサービスです。
たとえば、1ヶ月に1度子供が運転するケースなら、1年間で保険料は6,000円ですみます。
運転者や年齢制限をはずして保険料が年間100,000円以上あがるケースもあるので、あまり子供が運転をしないのなら1DAY保険がおすすめです。
※ 三井住友海上の1DAY保険はセブンイレブンでも手続きができます。
高くなる保険料を安く抑える5つの方法
具体的には以下の5つになります。
- 車が2台以上あるなら子供が運転する車を限定する
- 車両保険を見直す
- 免責額を設定する
- 補償内容・特約を確認する
- 通販型自動車保険を採用する
では説明します。
方法1:車が2台以上あるなら子供が運転する車を限定する。
もし、自宅に車が2台以上あるのであれば、子供が運転すると想定される車の保険を等級が1番高い車だけに限定するという方法があります。
なぜなら、等級が高ければそれだけ追加の保険料も安く抑えられるからです。
しかし、車種や年式、型式によって保険料が違ってくるもの。
そこで1番等級が高い保険の車を1番保険料が安い車に入れ替えるだけでさらに保険料を下げることが可能です。
方法2:車両保険を見直す。
古い車であれば、あえて車両保険をつけないという選択もあります。
車両保険は保険料の中でもかなりのウエイトをしめています。
車両保険がないだけで保険料はずいぶんお得になりますね。
でも、車両保険がついていないと、どうしても不安と感じるならフルカバータイプからエコノミータイプに変えるだけでも、保険料は安くすることは可能です。
方法3:免責額を設定する。
車両保険の免責額を高く設定するのも保険料を安くするポイントです。
車両保険の免責金額とは、保険会社が保険金を支払う場合に、その損害額に対する補償のうち補償を受けられる方が自己負担する金額のことをいいます。 例えば補償対象の事故を起こし20万円の修理費用がかかったケースで5万円の免責金額を設定していた場合には、5万円は契約者が自己負担し、残りの15万円が保険金として支払われます。
車両保険は自分の車を修理をするために使用します。
子供が事故をして車を直すときは、免責分を子供に負担させることを約束すれば子供も慎重な運転をするようになり、一石二鳥ですよね。
方法4:補償内容・特約を確認する。
代理店の担当者にすすめられたままに不要な補償・特約をつけたままにしている可能性があります。
たとえば、自分に対する保険。
人身傷害と搭乗者傷害両方加入しているという人は、人身傷害のみで補償は十分ですから搭乗者傷害ははずしましょう。
また、人身傷害の補償金額も生命保険に加入しているのであれば、高い金額にしたり車外の補償は必要ありません。
その他にも、車両全損修理時特約・ファミリーバイク特約・レンタカー費用特約等、本当に必要な特約かどうか検討するのも大切ですね。
方法5:通販型自動車保険を採用する。
色々な方法を紹介しましたが、もともとの保険料が高ければもったいないですよね。
まずは保険料自体を安くしましょう。
保険料を安くするため1番効果的なのは、通販型自動車保険に乗り換えることが1番。
代理店型自動車保険は、代理店手数料が保険料に加算されているため高くなっています。
手数料がない通販型自動車保険は保険料が安く、保険料を下げるにはとても適しているのです。
しかも代理店型の保険会社と同じ補償条件でありながら、保険料だけを下げることが可能になっているのです。
まとめ
免許とったばかりの子供が運転するのは、親としてとても不安だらけですよね。
まだ運転技術も未熟ですし、ベテランドライバーと比べるとどうしても事故の可能性は高まります。
ですからやはり、万が一のためにも子供の補償はしっかりしたいもの。
一方で、事故をおこすリスクが多い子供の分まで補償を広げると、保険料が高くなってしまうのが痛いところ。
そう考えるとやはり、保険料が安い通販型自動車保険を選ぶのベスト。
複数の保険会社から見積もりをとって、家族にぴったりの自動車保険を契約しましょう。

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すると、全く同じ補償内容であるのにもかかわらず、保険料が35,600円も安くなりました。
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