対人賠償保険を無制限に加入していても、もし相手に少しでも過失があれば過失割合を巡ってトラブルになることがあります。
もしも相手が私と同じように自動車なら、多少のトラブルになったとしても弁護士を立てたり、自分の筋を通したりすることで長期化もやむを得ないですが、相手が歩行者や自転車ならそうも言ってられませんよね。
相手が「人」ならできるだけ穏便に早く解決したいというのが本音です。
ここでは、長期化しやすい事故のトラブルを早期解決するための「対歩行者等傷害特約」について解説します。
長期化しやすい歩行者や自転車とのトラブルを早期解決「対歩行者等傷害特約」
対歩行者等傷害特約とは一体どんな内容なのか?

出典:あいおいニッセイ同和
つまり、相手の責任割合になる部分も補償してくれるのです。
動画をみるとかんたんな概要が理解できます。
たとえば、自分が「車」で相手が「自転車や歩行者」との事故があった場合、相手にも過失が発生するかもしれません。
自動車保険の性質上、相手の過失分は運転者の「自賠責保険」や「対人保険」では補償されないので、相手との長期トラブルになる可能性があります。
ですが、対歩行者等傷害特約に加入していれば、相手の方の過失分も保険金をお支払いしますので、事故の相手方の満足が得られやすくなり、事故の早期・円満な解決につながりやすくなるのです。
対歩行者等傷害特約がある保険会社
「対歩行者等傷害特約」は平成16年にあいおいニッセイ同和保険から発売された特約です。
対人保険に自動セットされるので追加金額が必要なわけではないので心配ありません。
この特約はあいおいニッセイ同和1社のみで展開していましたが、あいおい以外にも、通販型自動車保険であるSBI損保でも最近オプションとして販売を開始しました。
※SBI損保では「対歩行者等事故傷害補償保険特約」という名称です。
いずれにしても、交通事故の約4件に1件は「歩行者」や「自転車」との事故です。
そのため、事故の心配は車だけではなく、車よりも圧倒的に怪我をするリスクの高い歩行者や自転車の安全を守るため「対歩行者等傷害特約」のような被害者にもやさしい自動車保険を選択するのも、私たちドライバーにとっての最低限のマナーかもしれません。
まとめ
あいおいニッセイ同和のように対人保険との自動セットではなく、オプションになりますが、もし保険料金を安く抑えるならSBI損保と同時に保険料を比較してみるでしょう。
いずれにしても、インズウェブの自動車保険の一括見積もりでは20社との保険料の比較がかんたんにできるので、無理をして2つの保険会社に絞らず幅広い視野で自分に1番合った保険会社を見つけてみましょう。

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