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初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

任意保険の特約

事故による車の買い替えサポート!一時金を支払う「買替時諸費用特約」とは?

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これから車を購入する予定なんですが、なるべく手厚い補償をかけたい。

それならフルカバータイプの車両保険にはもちろん「新車特約」には加入しておきたいところ。

なぜなら、100万円以上かかる大きな事故を起こしてしまうと新車として戻ってくるかもしれないからです。

一方、新車以外の中古車購入をしたときに役に立つ特約はないのでしょうか?

そこで今回、新車特約には加入できないけど、購入したばかりの中古車の補償を補強できる存在?「買替時諸費用特約」という新しい特約を紹介します。

大破したマイカーを新しい車に買い替えサポート「買替時諸費用特約」

「買替時諸費用特約」の内容

「買替時諸費用特約」とは一体どんな特約になるのでしょうか?
事故により車を買い替えた場合、車両保険価額の15%を一時金として上乗せして支払う特約です。
大きな事故で修理して乗れないこともないけど、事故をきっかけに新しい車に買い換えも視野に入れている方には便利な特約です。

 

要約すると以下のような特約です。

では、具体的にはどんな事故になればこの特約が適用されるのでしょうか?

✔CHECK:買替時諸費特約の補償内容

・全損の場合
・全損以外で契約の車の損害額が50万円以上になる場合
・新車特約をセットしており修理費用が新車保険価額の50%以上となる場合。

つまり比較的新しい車で、事故を起こした場合車両保険の150万円の他に諸費用分30万円が受け取れる便利な特約なんですね。

ちなみに新車特約と別々で加入しても問題がなく、単独でオプション設定が可能です。

限度額は、車両保険価額の15%(下限10万円、上限40万円)もあるので、その名の通り解体時の諸費用をサポートする特約と考えればいいでしょう。

「買替時諸費用特約」が対象となる自動車は?

「買替時諸費用特約」の保険金が支払いとならないケース

  • 車両保険価格が50万円以下の場合
  • 新車特約の新車保険金額が85万円未満の場合
  • 長期契約において車両保険金額が50万円以下の保険年度がある場合

つまりあまりに古い車や、車両保険金額が安い車には意味がない特約です。

たとえば、85万円以下で新車購入できる軽自動など、あまりに安値で買える新車ならそもそも支払い対象にならないケースがあります。

「買替時諸費用特約」を取り扱っているのは2社。

買替時諸費用特約を扱っている保険会社はそんなに多くありません。

買替時諸費用特約を扱っている保険会社

  • 損保ジャパン日本興亜
  • あいおいニッセイ同和損害保険

代理店型の大手2社でしか扱っていないのが現状です。

ただし損保ジャパンは、買い替える際に必要となる自動車取得税などの諸費用について40万円を限度に支払うと、少しだけニュアンスが違っています。

また三井住友海上の「車両全損(70%)特約」など、名前は違うけど似たいような内容の特約もあるので、そのあたりは自分の加入している保険会社で同じような内容の特約がないか確認しておくべきでしょう。

まとめ

買替時諸費用特約をオプション設定したほうがいい車を考えてみました。

こんな方におすすめ

  • 新車特約が設定できないけど、買ったばかりの年式が新しい中古車。
  • 新車特約を補強する特約として。
  • 年式は古いけど、車両保険価格が100万円以上掛けられる車を持っている。

「あいおいニッセイ同和損害保険」のサイトで調べてみると、月々の保険料は約60〜70円程度高くなるだけなので、大きな負担にはなりません。

ですから現在あいおいや損保ジャパンに加入しているなら、オプション設定する意味はあるでしょう。

一方、違う保険会社に加入している、また年間の保険料を気にしているならわざわざこれらの保険会社に加入してまで選ぶ必要はないでしょう。

いずれにせよ、あいおいもしくは損保ジャパンに加入していて、新車を買ったばかりのユーザーなら入ってもいいかなという認識で問題ないでしょう。

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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