自動車保険の保険料金を割引のひとつに、「イモビライザー割引」という制度があります。
全ての保険会社が、イモビライザー割引を実施しているわけではないのですが、
保険料だけではなく、盗難防止にも役に立ちます。
これからはイモビライザー装着が当たり前になってきているのですね。
盗難防止に役に立つ「イモビライザーの仕組み」とは。
そもそもイモビライザーとは、一体仕組みなのでしょうか?
イモビライザー(Immobilizer)とは電子的なキーの照合システムによって、専用のキー以外ではエンジンの始動ができないという自動車盗難防止システムのこと。
引用元- イモビライザー - Wikipedia

お客さんから「メーターランプ点滅しているからバッテリーが上がってしまう」って
当時は、散々問い合わせを受けてきました。
話は逸れてしまいましたが、イモビライザーとは今までの車の鍵とは違って、
専用キーがなければ、エンジンがかからなくなってしまうのです。
また、オートアラームやGPSなどはイモビライザーとは別物ですので、
装着されていても全く関係がないので注意しましょう。
なので、もちろんその辺のカーショップや大型スーパーなどで、
キーをカットしてもらってもエンジンがかかることはありません。
専用の診断機にて、登録が必要になります。
では、イモビライザーがあると、なぜ保険料の割引につながるのでしょうか?
盗難を防止することで「車両保険」を使わなくても良くなる
イモビライザー装着しているということは、
それだけで「盗難防止」に役に立つということを意味します。
詳しい方法はあえて、記載しませんが、
イモビライザーが装着されていない車のエンジンを始動するには、
マイナスドライバー1本あれば比較的簡単にできてしまうのです。
↓
盗難がされにくい
↓
車両保険が使う頻度が減る
↓
損保会社が無駄な保険料を支払う必要がなくなる。
↓
結果、イモビライザー装着している車は保険料が安くなる
という計算が成り立つんですよね。
そうです。盗難されても車両保険に加入していれば、補償はされます。
参考保険料の節約にもつながる!車両保険の種類と特徴
実際にはイモビライザー装着されてから、
車の盗難は減少傾向にあります。
人気車種である「ハイエース」や「ランドクルーザー」などは、
未だに多くの被害が寄せられているのですが、全体的には縮小傾向にあるといってもいいでしょう。

それでは、損保会社各社でのイモビライザー割引率を見ていきましょう。
イモビライザー割引をしている保険会社の動向
それでは、実際にイモビライザー割引を行っている保険会社を見てみよう。
保険会社 | タイプ | 割引率 |
---|---|---|
三井住友海上 | 代理店型 | 割引はあるが記載はなし |
東京海上日動 | 代理店型 | 3% |
損保ジャパン | 代理店型 | ー |
共栄火災 | 代理店型 | ー |
あいおいニッセイ同和 | 代理店型 | 3% |
全労済 | 共済型 | 5% |
ソニー損保 | 通販型 | ー |
チューリッヒ | 通販型 | ー |
三井ダイレクト | 通販型 | ー |
アメリカンホームダイレクト | 通販型 | ー |
AIU保険 | 通販型 | ー |
SBI損害保険 | 通販型 | ー |
自分で作成してちょっとびっくりしましたが、
思いのほかイモビライザー割引をしている保険会社が少ないですよね汗
これには理由があって、
実際には現状の車ほとんどが「イモビライザー装着車」になってきているので、
珍しくなくなってきているのが原因でしょう。
割引制度とはあくまで「特化」しているからこそ、
「限定」しているからこそ行うものであって、
標準化されてきている装備に関して言えば、割引対象には外されてくるようになるのです。
その中でも、全労済の5%という割引は頑張っているのではないでしょうか。
差別化を意識しているのか、共済系はこのような割引率には強いでしょう。
同じように特化するといえば、
これからは自動安全ブレーキなどは、間違いなく保険の割引制度に入ってくるでしょう。
自動車の安全性能の進化で、それとともに保険料金も安くなる。
保険とは、そうやって上手にバランスを取りながら、
利益確保をしている商品といえるのですからね。
あなたの車にはそのような割引される「強み」がありますか?_

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