自動車保険は加入方法によって、保険料だけではなくさまざまな違いがあります。
当然どの加入方法でも「長所」と「短所」があるのですが、実際どこで加入するのが一番いいかわかりづらいですよね。
そこで、ここでは「自動車カーディーラー」・「中古車販売店」・「保険代理店」・「ネット申し込み」以上4つの加入方法のメリット・デメリットを比較してみましょう。
目次
自動車カーディーラー
自動車ディーラーで加入する長所

By: Mike Mozart
なんといっても、車購入の相談をしながら、一緒に自動車保険も相談・加入できるので、わざわざ他で申し込む手間がなく簡単にすみます。
顔なじみの営業担当者が自動車保険を取り扱ってくれるのは心強いのも確かです。
さらに、メンテナンスから自動車保険まで車のことを全部丸投げできます。
車の1年定期点検や、車検のときに自動車保険の更新手続きが出来るのも自動車ディーラーならではのメリット。
万が一の事故のときもディーラーが代理人として、保険会社と交渉をしてくれるのも安心です。
修理状況によっては自動車保険を使わない方がいいケースもあるので、アドバイスをしてもらえるのもありがたいですね。
また、メーカーによっては「飛び石によるフロントガラスの修理」・「車への落書きの修理」・「パンクの修理」等を年1回無料で行ってくれる付帯サービスもあり、ディーラーならではの安心感が他で加入するのとは断然に違います。
自動車ディーラーで加入する短所
ディーラーでは、代理店型自動車保険しか取り扱っていないので、「保険料が高い」のが最大のデメリット。
ご存知のように代理店型自動車保険は、代理店に手数料や人件費などが支払われる分だけどうしても保険料が高くなってしまいます。
また、自動車保険を担当してくれる営業マンは車のスペシャリストですが、自動車保険の専門家ではありません。
そのため、担当によっては自動車保険にあまり詳しくないケースもあります。
これはディーラーにいる人によりますが、車の販売のプロでも保険の知識ゼロの営業マンがいるのも事実。
相談をしてもすぐに回答が返ってこなかったり、事故対応に差が出たりしかねません。
さらに地味に面倒なのが、ずっとそのメーカーの車に乗り続けるのであればいいのです。
でも、他メーカーの車に買い替えたとき、自動車保険だけお願いするのはやはり気まずい雰囲気になりますよね。
中古車販売店
中古車販売店で加入する長所
先にハッキリいっておくと、中古車販売店で自動車保険に加入するメリットはあまりありません。
強いてあげるとすれば、昔ながらの付き合いがある中古車販売店ならではの親しみやすさ。
また、人柄をよく知っているだけに自動車保険を相談してもとても安心できることぐらいですか。
事故にあった場合でも、親身になって対応してくれるのも中古車販売店のメリットです。
中古車販売店で加入する短所
ディーラー同様、代理店型自動車保険になるので、どうしても保険料が割高になります。
また、昔ながらの付き合いがある中古車販売店ならばいいのですが、はじめて車を購入したケースで自動車保険に加入した場合、事故対応が悪いというパターンもあります。
中古車販売店では、車検を受けるために必要な自賠責保険を取り扱うために損害保険会社と代理店契約をしていることも多く、自動車保険(任意保険)はおまけ感覚の副業でやっているケースもまれではありません。
そのため、自動車保険の知識がまったくないなんて場合もあります。
事故をおこした日時が、休日だった場合など、連絡がつかないことがあるのが中古車販売店で加入する最大のデメリットかもしれません。
保険代理店
保険代理店で加入する長所
保険代理店で自動車保険に加入する最大のメリットは「保険のプロ」が対応してくれるという絶対の安心感です。
豊富な保険の知識で、自動車保険をわかりやすく丁寧に説明してくれます。
複雑な自動車保険の特約は、「本当に必要なのかどうか」・「自分に必要な補償は何なのか」わかりづらいものですが、プロの目線でぴったりな自動車保険を提案してくれるのはありがたいですよね。
また、複数の損害保険会社と代理店契約をしているケースがほとんどなので、1社だけではなく複数の見積もりを比較する事もできます。
保険代理店なので、自動車保険だけではなく「火災保険」・「生命保険」・「学資保険」等保険をすべてお任せ出来るのも大きなメリットです。
保険代理店で加入する短所
やはり、代理店型自動車保険なので代理店手数料の分だけ保険料が高いのはデメリットというしかありません。
夜間や休日は連絡が取れないこともあるので、事故をおこしたときの不安感はいなめません。
保険代理店に加入していながら、事故報告は直接保険会社にする。
そんな「代理店に加入する意味が本当にあるのかこれ?」というような行動をするときもあります。
インターネットを使って申し込み
ネット申し込みで加入する長所
代理店型自動車保険と違いダイレクト型自動車保険なので、代理店手数料が必要ありません。
すなわち「保険料が安い」というメリットがネット申し込みの最大の魅力。
加入する内容によっては、5万円以上安くなったというケースもあります。
ネットで24時間いつでも申し込めるのもメリットのひとつで、「わざわざ店頭まで行って自動車保険の手続きをしなくてもいい」ため、時間や手間も省け忙しい人にはぴったりな加入方法と言えますね。
また、車のトラブルは損害保険会社にダイレクトに連絡をするので、365日24時間対応してくれるのも嬉しいポイントです。
ネット申し込みで加入する短所
代理店を通さないので、誰も自動車保険について説明をしてくれません。
つまり、契約者自身が自動車保険について理解をしていないと本当に必要な保険を契約できないかもしれないのです。
不要な特約をつけて保険料が高くなってしまったり、必要な特約をつけ忘れて自腹で修理代を払わなくなってしまう危険性もあります。
自動車保険4つの加入方法それぞれのメリットとデメリット
それでは、自動車保険加入方法別の長所と短所を表で比較してみましょう。
自動車ディーラー | 中古車販売店 | 保険代理店 | ネット申し込み | |
長所 | ・車購入と同時に加入できるのでかんたんに申し込み可能。 ・ディーラーだとなにかと安心 |
・馴染みの店なら頼みやすい。 | ・豊富な知識があるので任せても安心。 ・損害保険のプロがやっているので不安がない |
・代理店手数料がないので保険料が安い ・ネットで申し込むので、かんたんに手続きできる ・事故対応もスムーズ |
短所 | ・代理店手数料があるので保険料が割高 ・営業スタッフによっては保険知識が全く無い場合もある |
・代理店手数料があるので保険料が割高 ・副業感覚でやっているところもあるので、保険知識が全く無い場合もある ・休日に連絡が繋がらない。 |
・代理店手数料があるので保険料が割高 ・休日に連絡が繋がらない。 |
・代理店を通さないので、自分もある程度自動車保険の中身を理解する必要がある |
評価 | ◯ | △ | ◯ | ◎ |
基本的には、ディーラーか保険代理店に加入しておけば間違いはないでしょう。
やはり、保険会社との関係性や安心感などを考えるとやはり定番が1番なのかもしれません。
ただし、そこからもう一歩先に進んで「保険料を安く抑えるために自分で選ぶ」というならネットから申し込みするのが1番安くなります。
とくに、自動車保険一括見積もりのインズウェブを利用すれば保険料の比較ができるので、わざわざ1社ずつ見積もりをとる必要がありません。
まとめ
自動車保険の加入方法に加入する場所によってもさまざまな長所と短所があります。
もちろんそれぞれの加入方法により、一長一短なのは事実です。
ただ、それぞれのライフスタイルに合わせて、加入方法についていろいろな角度から検討するのもいいですね。
何よりも怖いのは保険の知識で無知になること。
たとえば、ディーラーや保険代理店に任せっきりになっているけど無駄な特約や、過剰な保険金額がかかっているケースも見受けられます。
それならいっそのこと、自動車保険を1から学ぶ意味でも、自動車保険の一括見積もりを利用して、自分にぴったりな自動車保険を探してみましょう。
それだけで、年間の保険料を万単位で抑えることができるのですから。
それなら、自分である内容を把握して、必要最低限の保険をかけるようにしましょう。
あまりに高額な保険料を払うのは、もったいなさすぎですから。

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