車に乗っていて、事故を起こしてしまった。
その衝撃によって自分の大のお気に入りだった「ミラーレス一眼デジタルカメラ」が吹っ飛んでレンズの表面を傷つけてしまいました。
しかも、運が悪いことにその衝撃で電源すら入らなくなる始末。
このような身の回りの日用品を事故により破損させてしまって場合には、「車内携行品補償特約」が便利です。
ただ、こちらの特約。補償の対象になる部品とならない部品があるのと、特徴や補償の中身などをできるだけ詳しく説明しましょう。
目次
事故でカメラだってゴルフクラブだって治る!「車内携行品補償特約」について
車内携行品補償とは一体どういった特約なのか?
契約車の車室内やトランクなどに入っている個人が所有している日用品に損害が出た(壊れた・盗まれた)場合に支払われる特約です。
ちなみに、補償する限度額や等級についてはこちら。
・1等級ダウン事故
保険会社によって「身の回り品特約」や「車内手荷物等特約」などと言われているのですが補償内容など特徴はそれぞれ似ています。
例えば、日頃から車内に色々電子機器や(携帯音楽プレイヤーなど)趣味に使用する部材などを載せている方には便利な特約です。
車内携行品補償特約で注意すべきポイント
こちらの車内携行品補償特約で、最低限守らなければならないポイントや注意すべきポイントについて説明しましょう。
✓POINT1:免責がある
なので、仮にカメラの時価額が5万円だったとしても、免責5000円かかってしまうので実際には45,000円しか保険金がおりません。
✓POINT2:自宅の敷地内では適応されない
敷地内というのは、車との関わりが自動的に多くなりますし、故意とみなされる場合が多いので保険料が支払われません。
車内携行品補償特約の携帯品ってどんなもの?
カメラは保険金支払いの対象になるのはわかりましたが、その他どのような「モノ」が保険金が支払われるのでしょうか。
✔CHECK:保険金の支払い対象となるもの
・キャリアに固定されているサーフボードやスノーボードの破損
・事故によるゴルフクラブの破損
・携帯ゲーム機の故障
一方、日常生活に使用すると言っても、すべて補償の対象となるわけではありません。
例えば、以下の様なものに関しては補償対象外となっています。
✔CHECK:保険金の支払い対象とならないもの
・自転車、サーフボード、水上オートバイ、ボート及びカヌー
・携帯電話、スマホ、パソコンなどのモバイル機器(携帯ゲーム機は問題なし)
・義歯や義肢、コンタクトレンズ
・貴金属、宝石、書画、骨董、彫刻、美術品
勘違いしやすいポイントが、この特約でスマホやタブレットは保険金支払いの対象にはなりません。
まあ、スマホの故障に保険が適用されちゃうと、事故が原因で壊れたっていう人が多くなりそうですしね。
カーナビゲーションの盗難はどういった補償になるのか?

カーナビに関しては「車内携帯品」というよりも「車の付属品」という意味合いのため、特約ではなく車両保険での対応になります。
ナビは、車のオーディオスペースに埋込されている一体型については、ネジやボルトやナットで取り付けされていることから車両本体とみなすことができるので車両保険に該当します。
一方で、かんたんに取り外し可能でアウトドアなどにも持込可能な、ポータブルナビについては、「身の回り品」「車内携行品」とみなされるので、携行品補償特約での対象となるので間違わないようにしましょう。
スマホやタブレット端末などが禁止されている理由
この車内携行品補償という特約。
どの保険会社の保険約款(説明書みたいなもの)を読みこんでみても、スマホやタブレット型端末などの電子機器が補償対象外になっています。
ではなぜ、このような電子機器が補償にならないのでしょうか。
確かに「壊れやすい」といった理由もあると思いますが、やはり嘘をついて新品に交換しようとしている輩が多数いることがおもな原因です。
液晶割れやスマホ本体の傷など、すでに故障していたのに事故によって破損したので保険で補償して欲しい」
このように、虚位の報告をすることによって、不当な保険金をせしめ取ろうとしている悪い人間が一定数はいるということです。
ある保険会社の担当員から聞いたことがあるのですが、年間で3回も「車内携行品特約」を使用する人もいるようなんです。
それでは保険会社に目をつけられるのも当たり前で、短期間に何度も何度も請求されれば「保険金詐欺」と疑われても仕方ありませんよね。
まとめ
あくまでこの「車内携行品」or「身の回り品」という名の特約は、車両保険ありきで成り立っています。
なので、車の事故とは関係のない野外でのトラブル等には一切効果がありません。
でも、ダイレクト保険会社の大手ソニー損保などでは、「おりても特約」などという、車の事故とは無関係な特約も設定しています。
保険の自由化の影響でしょうが、本当に色々な特約があって目が回りそうです。
それなら、通販型自動車保険であるソニー損保などで任意保険を安く加入して、手厚い特約を入れるもの賢い方法だと私は思います。

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