「対人保険を無制限でかけてしまうと、保険料が高くなるんじゃないか?」
自動車保険について調べていると、
どの保険会社でも「対人保険は無制限」とすすめられますよね。
保険の代理店の担当者に、あまり高い保険をすすめられると、
「高い商品を売り込まれているんじゃないか」という、
不安になる気持ちもわかりますが、決してそんなことはありません。
対人賠償保険だけではなく、対物賠償保険でも同じことが言えるのですが、
賠償保険を無制限でかけることは、究極のローリスク・ハイリターンなんですね。
対人保険を無制限にしたら保険料は高くなる?
対人保険を無制限にしたら保険料は高くなる
対人保険を無制限にかけるということは、保険金額に制限をつけないことを意味するので、
保険料が高くなるという事実については間違ってはいません。
ただ対人保険を「5,000万円」にしていたのを「1億円」という2倍の金額にアップしたとしても、
保険料まで2倍になることはありません。
つまり、保険金額は正比例の関係にならないのです。
保険料は高くなるがごくわずかである。
では対人賠償保険の掛け金の係数について触れておきましょう。
対人賠償保険 係数 | |
---|---|
保険金額 | 係数 |
1,000万円 | 1.00 |
3,000万円 | 1.24 |
5,000万円 | 1.33 |
1億円 | 1.34 |
2億円 | 1.36 |
無制限 | 1.66 |
例えば、1,000万円でかけた対人賠償保険と無制限でかけた場合の差は、
わずかに1.66倍にしかすぎません。
もしあなたが1,000万円しか対人賠償保険をかけていなかったと仮定しましょう。
「治療費」「逸失利益」「精神的損害」「将来の介護費用」などが賠償責任の額として算出されます。
なので、損害賠償額は「1,000万円」ぐらいじゃ到底足りず、非常に高額な支払いになるケースがあるんです。
過去の事例を挙げると、5億超えの判例だってあるぐらいですから。
1.66倍というわずか料金にして数千円をケチったばかりに、
最悪の場合、億を超えるような賠償金を支払わなければならないんです。
対人保険をケチるならほかの部分で節約しよう
対人賠償保険を少ない金額でかけてリスクを負い続けるよりも、
対物保険とともに無制限でかけておいて、保険料の節約は違う部分でやっていきましょう。
例えば、代理店型の保険会社に加入しているなら、
ソニー損保やSBI損害保険、おとなの自動車保険などの「通販型タイプ」に切り替えたり、
チューリッヒやアメリカンホームなどの「外資系の保険会社」で見積もりをとってもらってもいいでしょう。
また、車両保険に免責金額を入れたり、車両保険をエコノミーに変更など工夫をすることで、
保険料はまだまだ節約することが可能になります。
実際に損保ジャパン日本興亜の、
対人賠償保険無制限の加入率は「99.9%」とほぼ100%の数字が出ています。
いずれにしても、どんな補償をかけるにしても、
車に乗る生活を送る限りは「対人・対物無制限」でかけておいて間違いはないですよ。
それがある意味、車を運転するドライバーの最低限の義務でもあるのですから。

自動車保険を見直しするのに「一括見積もり」を使ってみました。
すると、全く同じ補償内容であるのにもかかわらず、保険料が35,600円も安くなりました。
「保険の窓口 インズウェブ」は、最大20社の保険会社の中から保険料の比較ができるサービスです。
たった5分で見積もりがとれて、もちろん手数料も無料なので安心です。
すでに、利用者も900万人に突破して保険料の節約に成功しています。
►►自動車保険の一括見積もりで保険料を比較してみる。


ですから、下取りは一旦保留にしてインターネットで「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。
また、「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。
提携会社である、50社以上の厳選された買い取り店の中で、最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができること。
それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みになります。
