初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

自賠責保険

自賠責保険と任意保険は、同じ損保会社で加入するべきなのか。

更新日:

名称未設定.001

任意で加入する自動車保険と、強制保険である自賠責保険
窓口をひとつにして、同じ保険会社にしたほうがいいのでしょうか。

同じ損保会社にすることで、得られるメリットはあるの?

確かに「窓口がひとつ」になるので、同一の保険会社にしたほうが、
大きな事故があったとき、手続きが簡素化するかもしれません。

でも実は、保険会社を一緒にしてもあまりメリットはありません。
その辺りも含めて、解説をしていきたいと思います。

自動車保険と自賠責保険をかけるなら一緒?それとも別々?

自動車保険と自賠責保険を同一の保険会社にする意味はあまりない

結論から言うと、自賠責保険と任意保険を同一の保険会社で掛ける必要はありません。

なぜなら、自賠責保険の価格は一律だからです。
どこでかけても一緒です。
例えば、自賠責保険料は車検時24ヶ月をかけて27,840円になります。
でもこの価格。どこの保険会社で掛けても金額は一緒。

また、同じ保険会社にしたとしてもメリットはさほどありません。
もし仮に事故で相手を死傷させてしまった場合でも、
事故の第一報は警察であり、
その次に自分が加入している、自動車保険の保険会社になるでしょう。

自賠責保険の申請は事故直後ではなく、
人身事故が確定になったもっと後の話なのです。
だから、無理をして自動車保険と自賠責保険の保険会社を同一する
必要はありません。

自動車保険と自賠責保険の加入タイミングは違う

e58b520b50fadd51264738d941eea4e1_s
任意保険である自動車保険とは違い、自賠責保険はあくまで強制保険なので、
更新するタイミングは、自動車保険更新の時期とは必ずしも同じではありません。

なぜなら、強制保険である自賠責保険をかけるタイミングは
あくまで「車検時期」が基本だからです。

例えば自動車保険の更新の時期が「4月」だったとしましょう。
通常の場合には、4月より2ヶ月前である「2月」から自動車保険の更新手続きが
可能になります。

ですが、もし仮に車検が半年後の10月の場合には、
自賠責保険を更新する時期も同じように「10月」からになります。
つまり、同一時期に一斉に申し込みすることが不可能なのです。

さらに、自賠責保険に加入する保険会社については、
車検を実施する工場ごとでそれぞれ代理店が違います。

例えば、私がいつも車検をお願いしている某ディーラでは、
三井住友海上」が代理店になっていますし、
オートバイの車検に出している車検センターでは、
損保ジャパン日本興亜損保」が代理店です。

確かに「自分の自動車保険」を掛けている保険会社に出向いて
自賠責保険をかけて、車検時に保険証を持ち込むことも可能です。

ですが、持ち込みすることにメリットはなく、
「窓口に出向いて支払う」というデメリットしか存在しません。

もちろんディーラーの方が、代理で支払いに行ってくれるわけなどありません。

家族や友人が保険会社の代理店をやっていて
どうしても、ウチで自賠責保険をかけてくれないか」と
相談でもされていない限り、
無理をして同一保険会社に拘る必要はないでしょう。

また任意保険と違って、自賠責保険の場合には、
どの保険会社でかけても、補償内容が変わるわけではありません。

それなら、あなたが毎回車検に出している修理工場で
自賠責保険をかけてもらってほうがスムーズに話は進むはずですから。

保険会社のすべてが自賠責保険を販売しているわけではない

すべての保険会社が、積極的に自賠責保険を販売していていると思いきや、
決してそんなことはありません。

実際に自賠責保険を販売しているのは、

  • 三井住友海上
  • あいおいニッセイ同和損害保険
  • 損保ジャパン日本興亜損保
  • 東京海上日動
  • 共栄火災海上保険
  • など、国内の代理店型自動車保険の会社に限られてしまいます。
    ※JAは自賠責共済になります。

    通販型自動車保険の大手、
    ソニー損保などでは、
    そもそも「自賠責保険の販売」すら行っていないのです。

    スクリーンショット 2016-04-25 17.27.02
    関連:ソニー損保

    これは他の通販型自動車保険である、
    チューリッヒ自動車保険やアクサダイレクトでも同様です。

    自賠責保険を販売していない=自動車保険と同時加入してもメリットがない
    というなによりの証拠ですので、やはり同一保険会社にこだわる必要はないですからね。

    まとめ

    ec19b6a51999c45bce92a0c2252bfc00_m

    自賠責保険と自動車保険の保険会社は
    別々でも、同じでもどちらでも構いません。

    ですが、手間を考えると、
    車検を実施する場所でかけてしまって問題ないでしょう。

    事故対応や補償内容で大きく変わる自動車保険とは違って、
    自賠責保険はどこで加入しても、サービスが変わるわけでもないのですから。


     

    自動車保険を見直しするのに「一括見積もり」を使ってみました。

    すると、全く同じ補償内容であるのにもかかわらず、保険料が35,600円も安くなりました。
     

    「保険の窓口 インズウェブ」は、最大20社の保険会社の中から保険料の比較ができるサービスです。

    たった5分で見積もりがとれて、もちろん手数料も無料なので安心です。
    すでに、利用者も900万人に突破して保険料の節約に成功しています。

    ►►自動車保険の一括見積もりで保険料を比較してみる。

    自動車保険一括見積もり

    私は新車を購入するため、今まで乗っていたプリウスをディーラーに下取りをお願いしましたが、予想してたよりもはるかに低い査定額でした。

    ですから、下取りは一旦保留にしてインターネットで「車一括査定」を申し込み、複数の業者から同時に査定してもらったところ、最大で234,000円の価格差がついたのです。

    また、「概算金額」も先に教えてくれるので、自分の車の「相場価格」もかんたんに知ることができる。

    提携会社である、50社以上の厳選された買い取り店の中で、最大の「10社」買い取り業者を使って同時に比較ができること。

    それこそが一括査定のメリットであり、最大の強みになります。

    ►►45秒でできる、無料の「かんたん車査定」を見てみる。

    • この記事を書いた人

    ニシザワ

    元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

    -自賠責保険

    Copyright© 初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.