どんな理由があったにせよ、保険会社にお金を払っていなければ自動車保険料はおりません。
この事実、意外と知らない方多いですよね。
「今年も継続するから、保険料は月末に支払うね」などというのは保険の世界では通用しないのです。
保険料を支払う前の事故は免責になる。
保険料を払ってはじめて有効になる。
自動車保険の内容が記載されている契約書「保険約款」では以下のような条項があります。
つまり、どんな理由であれ保険会社にお金を支払っていなければ事故による保険は適用されないのです。
なぜなら、事故が起きてから慌てて保険に入るなどという犯罪行為があるから。
保険会社もそのあたりは非常に疑い深くなっており、契約直後の事故については保険会社のアジャスターをはじめとして詳しい調査を行うのが当たり前になっています。
じゃあ「車検でかける強制保険の自賠責保険はどうなの?」と疑問に思うかもしれません。
自賠責保険も含まれる法定費用については基本的には前受が原則ですし、前受じゃなければ車検を受けているディーラーや整備工場が先払いをしている状態なんです。
つまり任意保険であろうが、自賠責保険であろうが自動車保険は保険料を支払ってはじめて有効になるのです。
自動車保険の開始は初日の午後4時
保険会社が契約スタートする時間、つまり支払いに責任をもつのは指定がなければ初日の午後4時から。
たとえば、午前9時に販売店で納車されるのが決まっているのであれば前日には契約が完了して支払いが終わっている必要があるでしょう。
また、対面式の代理店型自動車は午後4時ですが、最近よくあるネット通販型自動車保険についてどうなるのでしょう?
通販型タイプの自動車保険は午前0時からがスタートとなっています。
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これは不当請求から保険金支払いのリスクを避けるためにも、通販型自動車保険は最短で翌日の午前0時からしか補償しないスタイルをとっているからです。
ただしどうしてもその日に車を使うのなら、保険申込書の保険期間の欄に申込書作成時点の時刻をいれてください。
ほとんどの保険会社では、対応してもらえるはずですから。
保険加入時のチェックポイント
改めて自動車保険加入時に必要な書類をみていきましょう。
まず代理店を通して加入する場合には、
- 車検証(コピー可)
- 前の契約の保険証券
- 印鑑(認印)
が必要になります。
前の契約から引き続き継続するなら2の保険証券は必要ありませんが、他の損保会社に切り替える場合には必要になります。
また一方で、通販型自動車保険の場合には、まず保険料の一括見積もりしてからどこに加入するのか決めるので車検証があれば問題ありません。
まとめ
事故が起きた直後に慌てて保険に加入するという犯罪行為があるおかげで、保険会社の受付担当者は、コンプライアンスに対して非常に厳しくチェックしています。
とくに契約直後の事故については完全に疑いの眼差しでみられ、まるで犯罪行為をしたかのように調査される場合だってあるでしょう。
でも実際、自動車保険の加入した直後に事故を起こしたら、包み隠さず保険会社に事故報告をしましょう。
相手がいるならともかく、自損事故ならそれを証明する術はないのですから。

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