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初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

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親から子へ「自動車保険」を引き継ぐ方法とその後の対応策

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子供が、自動車の免許を取得したので安い中古車を購入した。

でも、もちろん車を買うだけで不十分で、事故があったときのために自動車保険に加入する必要があります。

それが最低限、車を運転するための義務だからです。

でも、私たちが若い頃そうであったように、年齢が若いドライバーが加入する自動車保険の保険料は信じられないほと高額ですよね。

それなら、親である自分の使っていない保険の等級を引き継がせたい。

このように考えている親御さんは、きっと多いのではないのでしょうか?

そこでこの記事では、親から子へ等級を引き継ぐ方法と、引き継いだあと親であるあなたはどのような対応策をとればいいのか開設します。

家族間で等級を引き継ぐ方法と対応策

家族間で等級を引き継ぎすることは可能なのでしょうか。
はい。可能です。
ただし、条件がひとつだけあり、同居をしている親族が主な対象となります。

親から子供へ自動車保険に加入するので譲る

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たとえば、このようなケースは比較的多いでしょう。

45歳父親が自動車保険に加入してから、一度も保険を使ったこともなく「20等級」の優良ドライバーだと仮定します。

ただ、子供が自動車保険に加入するのであれば「6等級新規」として契約する、あるいはセカンドカー割引を使い「7等級スタート」するしかありません。

そうすると保険料が割高になってしまい、月々の支払いがとても大変です。

ですが、父親の20等級の保険料割引率を適応することで、割引率が最大限にアップするので子供の負担も大幅に軽減されます。

下記で保険料金をシュミレーションしてみたので参照してください。
 
親の等級を引き継がなかった場合

親45歳:20等級 年間保険料4万円
息子18歳:6等級新規で年間保険料18万5,000円
家族の合計自動車保険負担額:22万5,000円

等級継承をした場合

親45歳:6等級で新規契約 年間保険料5万5,000円
息子18歳:親から等級継承したので年間保険料9円
家族の合計自動車保険負担額:14万5,000円

このように等級継承した場合と、しなかった場合での、年間保険料は「8万円」もの差がついてしまことがわかっていただけたでしょうか。

家族間の等級継承はどこまで認められているのか?

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先程も言ったように、等級を引き継ぎするのであれば、
同居」が絶対条件になります。

  • 契約している配偶者(妻)
  • 契約している方の同居の親族
  • 配偶者の同居の親族

以上の方が対象となるので覚えておきましょう。

自分の子供でも、別居していれば等級を引き継ぎすることはできません。

もし別居している子供に等級を引き継ぎしたいのであれば、一度住所変更をして同居をする形になってから、再度手続きをする必要があります。

一旦申し込んでしてしまえば、そのあとに別居をしても特別問題はありません。

また手続きといっても、特別面倒なことはありません。

等級引き継ぎするときの実際の手順

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等級の引き継ぎ方法はとても簡単です。

まず、保険契約者(今回のケースでは親)が保険証券を手元に置いて保険会社に連絡を入れます。

  1. 車両入替」をして保険の権利を息子のBという車に入れ替える手続きをします。
  2. 同時に、同居している息子に等級引き継ぎの申請をおこないます。
  3. 引き継ぎをした親が無保険状態になるので、
    新たに自動車保険を新規登録をする。

基本的に手続きはかんたんですよ。

さらに親は新規加入するといっても「セカンドカー割引」があるので、割引されて加入することが可能になります。

等級継承をしてもセカンドカー割引を使用しよう。

等級を引き継ぎしても、自分は「セカンドカー割引」を使用して保険料金を節約しよう。

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通常35歳以上の方は、6等級にて新規契約をした場合には「9%」しか割引になりませんが、セカンドカー割引の7等級新規契約をした場合には「40%」割引になります。

同一の保険会社ならば、自動的にセカンドカー割引の申請をするもできます。

また、1本化するという意味では、家族間で保険会社は統一するようにしておいたほうが楽でもあります。

保険の自由化の影響で、別々の保険会社とのやりとりもかんたんにはなっているのですが、できれば統一したほうが「管理がしやすい」というメリットもあります。

改めて自動車保険の見直しが必要と感じているのであれば、一度検討してみることをおすすめします。

まとめ:同居しているなら検討してみるといいかも

もし親子で同居しているのであれば、等級の引き継ぎはぜひ活用してみましょう。

単純に子供だけが安くなるだけではなく、トータルで考えてみても全体的な保険料の差があるのでかなりお得になります。

親が優良ドライバーなら、子供にもその恩恵が与えれます。

確かに「自動的保険」という商品は掛け捨て保険にはなるのですが、子供の金銭的な負担が少しでも軽減することができれば、今まで使わなかった自動車保険料も決して無駄にはなりませんからね。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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