どんな商品にも原価というのは存在します。
例えばコンビニ弁当でも、
- おかずの材料・お米
- お弁当の容器や箸
- 調味料
- お弁当をつめる人
- ガスやコンロまたは炊飯器
- お弁当をコンビニまで運ぶヒト
と、色々と手間がかかり算出した費用を原価といいます。
そして店に並ぶまでこの原価に利益を上乗せした価格が
コンビニに並んで、私たちはその弁当にお金を払い食べているのです。
つまり、売価ですよね。
自動車保険もサービス方法が違うだけで、
商品を販売するという概念では、全く同じ方式をとっています。
これ、なんで通販型の自動車保険の保険料が安いのかという
理由に直結するので参考にでもしてくださいね。
通販型の自動車保険の保険料が安い理由
自動車保険は「純率」と「付加率」で構成される
まず、「通販型」や「代理店型」の自動車保険に関係なく、
自動車保険の料率は「純率」と「付加率」に二分されます。
まずは、「純率」とは一体どういう意味なのでしょうか?
純粋とは純粋な保険料に当たり、つまり自動車保険料の原価になります。
一方で「付加率」は、
社費(保険会社の経費)と代理店手数料と利潤を指します。
一般的には、私たちの年間保険料が100%の場合では、
60%が純率で40%が付加率になります。
つまり、40%はただの手数料になっているだけなんです。

さらに、40%の手数料の内訳を覗いてみると、
「付加率=代理店手数料+社費(損保会社の経費)+利潤」に分けられます。
したがって年間保険料が10万円だとしたら、
6万円が純粋な保険料、1万8,000円が代理店手数料、
1万7,000円が損保会社の経費+5,000円が損保会社の利益という計算になります。
もうおわかりですよね。
では、なぜ代理店型自動車保険よりも、
通販型自動車保険のほうが安く提供できるのでしょうか。
代理店、代理人がいない

なぜ、通販型の自動車保険の保険料が安いのか、
という理由については、とてもシンプルです。
100%のうち18%を占めていた代理店手数料がそっくりカットすることができるからです。
しかもそれだけではありません。
60%を占めている自動車保険の原価に当たる部分。
純保険料も「一律」と決められているわけではありません。
保険が自由化になった現在では、
純保険料もある程度、価格を調整することができます。
またそれだけではありません。
社費の中には、保険会社の人件費を含みます。
代理店手数料がなくなるということは、
営業費なども不要になるので、社費も同時に下がっていきます。
つまり、通販型の自動車保険の保険料が安くなる理由は、
代理店手数料がなくなることと、
それに伴い、人件費が下がることにより付加率が下がり、
同時に保険料金も同時に下がっていくのです。
原価を抑えれば「良い」というわけでもない
どんな商品でも原価を抑えることができれば
商品は安くなります。
それは、コンビニ弁当でも自動車保険でも一緒です。
ただし、ただ値段を下げればいいというわけではありません。
弁当のクォリティーが下げて弁当代を下げても意味はありません。
中身が米と梅干しだけの弁当など誰も購入しませんよね?
美味しい弁当の味を維持、または向上させながら、
消費者に安く提供することで本当の意味での「売れる弁当」になるのです。
自動車保険でも一緒です。
値段が安くなっても「事故対応」が悪ければ意味がありません。
また「補償内容」が下がっても意味はないでしょう。
- 代理店型自動車保険よりもサービスが充実しているのか?
- 代理店型自動車保険よりも圧倒的に保険料が安くなっているのか?
- 代理店型自動車保険よりも事故対応が良いのか?
など、より良いサービスという企業努力を怠らないでことができれば、
まだまだ保険料は安くなることができるはずです。
その手数料を高いと安いかと判断するのは、
私たち、消費者しかいないのですからね。

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