当分の間、車に乗る機会がなくなるので自動車保険を一旦中断したい。
その理由は、転勤のため今住んでいるところから一旦離れ、車に乗らなくなる環境になるから。
ただ、いつかまた戻ってきたときには、もう一度車が必要になるのは確実なので、できれば解約ではなく休止という扱いにしたい。
要するに、解約すると等級がゼロに戻ってしまうので、なんとか等級を維持しておきたいのです。
そこでこの記事では、海外や国内に転勤だけじゃなく、妊娠などにより自動車保険を一時的に休止する「中断制度」について解説しましょう。
自動車保険の中断制度で等級を維持する。
自動車保険の中断制度とはなにか?
一時的なので、再開も連絡ひとつでできますし、等級を引き継ぎします。
車を誰かに譲った、検切れで乗らない、海外で暮らすので不要になるなど、一時的に契約を中断される方にとっても便利な制度です。
自動車保険を一時的に中断する方法
中断制度を利用するのはとても簡単。
やることは、自分の加入している保険会社に連絡を入れるだけ。
通販型自動車保険の大手、ソニー損保を例にして説明すると、
中断証明書発行をご希望の場合は、保険期間の満期や解約日の前日までにカスタマーセンター(0120-919-274 受付時間:9:00~22:00 土・日・休日を問わず)へお電話ください。
中断証明書の発行に必要な手続きをご案内のうえ、中断証明書発行依頼書をお送りします。中断証明書発行依頼書にご記入・ご押印いただき、その他必要書類とともにご返送ください。
お客様からご返送いただいた書類が当社に到着後、1週間程度(*2)で中断証明書をお送りします。
その他の必要書類とともにと書いていますが、
- 車検証
- 登録事項等証明書
- 納税証明書
なども必要になる場合があります。
こちらの書類を保険会社に返送することで、手続きができるってわけですね。
自動車保険を中断するときの注意点
中断制度を利用するために、いくつかの注意点があります。
CHECK1:中断期間は10年以内
10年経過したあとに手続きしても等級は引き継ぐことができず、新規の扱いとなります。
CHECK2:構内車は対象外
等級を引き継ぐ最大のメリットは?
等級引き継ぎをする最大のメリットは、保険料の割引率をそのまま維持できること。
はじめて自動車保険に契約をしたら等級は「6等級」からスタートしますが、1年間無事故で過ごした場合には1段階づつあがり最高で20等級となります。
割引率も6等級では19%なんですが、20等級ではなんと63%と、等級が違うだけでこれだけ割引率も大きく変わってくるのです。
今現在15~20等級ぐらいの状態で中断すると、再開したときに新規で契約するよりも、圧倒的に保険料の節約にも繋がるんですね。
最後に
この先何らかの理由で車が不要になってしまったのなら、特別な理由でもない限り加入していた自動車保険は解約ではなく中断制度を絶対に利用するべきです。
もちろん自分のためですが、それだけじゃなく自分の子供が免許をとったときに、親子で等級を引き継ぐことができるから。
また、自分も何かのキッカケで再び車に乗るかもしれないからです。
携帯電話やパソコンのプロバイダーとは違って、自動車保険は「使わないから安易に解約」ではなく、この先のカーライフプランを考えながら中断制度を上手に活用しましょう。

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