大雪の日、緩やかなカーブでハンドル操作を誤り、タイヤがスリップして雪山にぶつけてしまった。
ぶつけてしまった車種は、トヨタのアルファード。
もうかれこれ、購入してから10年以上経過してるモデルです。
気になる損傷状態は、「バンパー」「グリル」「ヘッドライト」「ボンネット」とフロント側に大きなダメージを受けています。
本来なら、すぐに修理になると思います。でも、慌てて修理する前にちょっと冷静になって考えてみてはいかがでしょう。
そこで、今回の記事テーマ。
必ずしも全てのドライバーが車両保険に加入しているわけではないので、車両保険に加入しているケースと、加入していないケース2つパターンで解説します。
事故を起こした古いアルファードをどうすればいいのでしょうか。それでは紹介しましょう。
目次
アルファードに車両保険を加入しているケース。
保険金を「頭金」に変えて新しい車を購入する。
修理する前に一度立ち止まって考えていただきたいことは、修理するのが本当に正しいことなのかどうかでしょう。
なぜなら、初代アルファードは年式的にもう古く(平成15年式)、車両価値が大きく下がっているからです。
今回保険を使ってきれいに修復できたとしても、この先どれ位の期間乗ることができるのか疑問ですよね。
他にもこの先の車検を含めたメンテナンス費用も年式に比例して高くなりますし、古くなると同時に自動車税、重量税を含めた税金も負担が大きくなります。
それなら修理をせずに、新車、もしくは中古車を検討してはいかがでしょう。
もし保険を使って買い替えをするなら「事故代替」も可能です。
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車両保険を使って「修理せずに保険金をもらう」ことはできるのか?
車に乗っていて事故を起こしてしまい、フロントバンパーを損傷させてしまった。 そこで、自動車保険に加入しているので、ディーラーにて見積もりをとってみると 新品のバンパー交換作業の見積もりを作ってもらいま ...
この事故代替ってめちゃくちゃ使える仕組みです。
なぜなら、事故代替とは保険を使うけど修理をせずに見積もりの金額をそのまま受け取ることができるから。
つまり、その保険会社から受け取った保険金をそのまま次の車への頭金に変えることが可能になります。
チェック:修理見積もり50万円のケース
もらえる保険金の限度は車両保険価格(時価額)で、もちろん保険は使用することになるので3等級ダウン事故扱いとなります。
10万円以下の見積もりを保険を使うと損をする可能性がある。
高額な見積もりが出て買い替えになる一方で、大した事故じゃないなら修理になる可能性もあります。
たとえば、10万円以下の修理では、保険を使わず自己負担で修理をするべきでしょう。
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バンパー程度の軽い事故なら自動車保険を使わないほうが良い理由
このように、バンパー程度の軽い損傷で、 自動車保険(車両保険)を使って修理代を支払うことが果たして本当に正しいことなのでしょうか。 保険を使うということは、3等級もダウンすることになるので、 3年間の ...
なぜなら、あまりに安い修理費用で保険を使うと、次回保険料の値上げのほうが高くなってしまうから。
たとえば、修理代が10万円以下で保険を使ってしまっと仮定しましょう。
10万円でも100万円でも保険を使用するのは一緒なので、翌年は3等級ダウンします。
すると、事故有係数適用期間が働いて保険料が大きく上がり、なおかつ、もとの等級に戻すのに3年間の月日を要するのです。
その結果、事故の修理代を保険を使うよりも、自腹で支払ったほうが3年間の総支払額が安くなる可能性があります

出典:三井ダイレクト損害保険株式会社
つまり、あまりに安い修理費用で保険を使ってしまうのも諸刃の剣であり、どちらにすると損をしないのか今自分が加入している保険会社、保険代理店などでシュミレーションしてもらいましょう。
もし10万円以下の軽微な事故で、車両保険を使わないのなら自己負担を使って修理するしか方法はありません。
※もちろん外観の状態さえ気にしなければ、修理しなくても構いませんが・・
アルファードに車両保険を加入していないケース。
中古パーツを用意して安く修理してもらう。
車両保険に加入している条件で書いていましたが、もし保険に加入していなかったらどうすればいいのでしょう。
保険に加入していなければ、
- 自己負担をして修理をする。
- 外観の傷を気にしないでそのまま乗る。
- 廃車にする。
- 車を買い取ってもらう。
の4つのパターンが残されています。
1の自己負担をして修理する、2の外観のキズを気にしないでそのまま乗るのは先ほど説明したとおりです。
車両保険に加入していない以上、保険を使うことはできないのですから。
もしやれることがあるとしたら、修理工場にて中古パーツを見つけてもらい部品代を抑えてもらうぐらいでしょう。
たとえば、
・ヘッドライト
・バンパー
・フェンダー
・ボンネット
などは、中古パーツをそのまま付け替えることで部品代のコストを抑えて安く修理ができます。
修理工場にアルファードの廃車を委託する。
修理をおこなうその一方で、車両保険に加入していないなら「廃車」も視野に入れる必要があります。
予算以上の見積もりが出たら、スパッと諦めて廃車にしたほうがいいでしょう。
ただしネックなのが、廃車手数料が修理工場によって全然違います。
たとえば、ディーラーや修理工場で廃車を委託すると、廃車手数料として3万円から5万円ぐらい必要になる可能性があります。
さらには書類の代行料など別途請求されることがあるかもしれません。
いずにしても、廃車してもらうにはその委託業者によって手数料が必要だということを覚えておきましょう。
廃車買取業者にアルファードを買い取りしてもらう。
ディーラーなどに廃車を委託してもいいのですが、事故車だからといって価値が0というわけじゃありません。
事故で破損があっても「廃車買い取り業者」を使って少しでも査定がつく可能性があります。
その業者、サービスが廃車買取のカーネクストです。
カーネクストでは、事故車だけではなく動かなくなった「不動車」や冠水した「水没車」などでも無条件で買い取りすることが可能です。
しかも、車種によっては査定がつく可能性もあります。
実際にカーネクストにて、アルファードの買取実績を調べてみると査定があるのがわかります。
事故車といえば、買い取りすらしてもらえないところがほとんど。
でもカーネクストは、「0円買い取り保証」を約束しているので買取不可という結果になる可能性はほぼ0%なんです。
もちろん査定額プラス、4月に支払い済みである自動車税も月割り還付されます。
もし大きな事故を起こして車両保険に加入していなくても、全国無料で出張買取ができるカーネクストに依頼してみよう。
アルファードの事故対応策のまとめ
車両保険の加入の有無で行動は大きく変わっていきますが、もし私が平成15年式のアルファードで事故を起こしたとしたらどうするか考えてみました。
もし、車両保険に加入していれば、保険金を保険会社から受け取って新しい車の頭金にするでしょう。
一方で、もし加入していなかったのなら廃車買い取りサービスを依頼すると思います。
いずれにせよ、事故の損傷状況やぶつけた車種の年式、走行距離で大きく変わります。
「事故=修理」という方法だけではないので、たくさんの視点をもっていればあなたにとって最高の選択になるのではないでしょうか?
参考程度に検討してみてくださいね。

処分に困っている車。 例えば、事故車・不動車・多走行車だけではなく、車検切れや水没車なども買い取りが可能です。
通常このような訳アリ車を廃車業者に委託すると、当然手数料が必要になります。 業者によっては30,000円〜50,000円のような場所もあります。 なので、車の処分にお金をかけたくない方にオススメ。
もちろん、どんな遠方の距離でも、手数料が完全無料です。

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