初心者でも失敗しない自動車保険を節約する方法や選び方。賢い加入方法などをわかりやすく解説

初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

事故のトラブル

雨の日の事故になりやすい3つの危険な状況と対策方法

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1年で最も交通事故が多い月は、11月から12月の年末にかけてなのですが、次に多いのが6月から7月の2ヶ月間と3月や10月の行楽シーズンになります。

年末や行楽シーズンなど大型連休がある月はわかりますが、大型連休がない6〜7月はなぜここまで事故件数が多いのかご存知でしょうか。

その理由は、梅雨シーズンによる雨の影響で、首都高速道路の調査によると1時間あたりの事故件数は雨天時が4.52件、晴天時が1.08件で、雨天時の方が晴天時に比べて約4倍高い割合で交通事故が起きているのです。

しかも、ただでさえ雨の日の運転は危険なのに、それが夜間、視界が悪くなるだけで晴天時の約7倍もの事故が発生しているのです。

ここでは、自動車運転、自動車事故の観点から、梅雨やゲリラ豪雨など、雨天時に多い事故のパターンをいくつか紹介していきます。

雨の日に起こりがちな3つのパターンとそれぞれの対策法

梅雨シーズンは運転中の視界が悪くなる。

曇り空が多くなる梅雨シーズンでは、日中も薄暗い日が続くので運転中の視認性が悪くなります。

さらに、その状態から雨が降るとフロントガラスやサイドミラーに雨が叩きつけられさらに視界が悪くなり周囲の様子も把握しにくくなります。

しかも雨量が多くなって、水たまりができると並走する大型トラックや対向車からの水はねされワイパーをフル稼働させても全く使い物にならず、前が見えなくなります。

しかもこの状態で夜走行すると、視界が一層悪くなり、自分の車と対向車のヘッドライトが反射しあって前方がまったく見えなくなります。

気がついた時には目の前を対向車がいたり、障害物がある恐れがあるので一層の注意が必要です。

雨による視界悪化への対策方法とグッズは?

まず大切なのは、危険な運転にならないよう、速度を控えて車間距離を保つこと

これが基本。

速度を控えることで挟まった視界の中でも周囲を把握しやすくなり、対向車や前方車の動きを把握できます。

また車間距離を長く保つことで、横からと前からの水ハネも受けにくくなります。

また、運転方法にも工夫が必要で、水はね、水しぶきは対向車からも受けるので、対向車とすれ違うタイミングで限りなく道路の左に寄せながら走行するといいでしょう。

このような対策をすることによって、自分の車のフロントガラスやサイドウィンドウへ、水しぶきを回避することができます。

あと雨天の対策としてウィンドウの油膜取りをしっかりと行っているだけで視界の広がりが全然変わってきます。

雨の日は路面悪化よりタイヤがスリップして大事故になる。

視界が悪くなる他にも、雨の中の事故で多いのは路面悪化によりスリップ事故です。

・速度が出たままカーブに進入したことにより起こるスリップ事故。
・無理な追い越しにより急加速して起こった直線でのスリップ事故。

が非常に多く、

またそれ以外にも、水たまりを走ったときにハイドロプレーニング現象が起こりブレーキやハンドルが効かないままにスリップしてしまうケースなどが発生します。

ハイドロプレーニング現象とは?

自動車などが水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象。

その他にも、雨で濡れたマンホールの蓋や、道路工事をして補修された鉄板を通過したときなどもあり、雨によるスリップは様々なシチュエーションで発生するのです。

タイヤのスリップへの対策

雨天時は路面の摩擦係数が減少してスリップしやすくなり車体の安定性が明らかに低下します。

そのため、「走る」「曲がる」「止まる」という車の基本3大原則が大きく損なわれるため、周囲への先読みした予測運転へのスキルが必要になります。

単純計算すると、雨天時は晴天時の2倍滑りやすく、接触事故も12倍起こりやすくなります(雪が降るともっと跳ね上げります)

もちろん運転を気をつけることが前提ですが、滑りやすい路面での対策はやはりタイヤのメンテナンスでしょう。

たとえば、車検の通らない1.6ミリ以下タイヤは論外で、残り溝3ミリ以下でも制動距離は新品の約1.7倍まで伸びるとJAFのユーザーテストでも証明されています。

いずれにしても、タイヤの残量が半分以下になってしまったら新しいタイヤへの交換を検討するようにしましょう。

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雨の日は人の動きが変化する恐れがある。

画像:JAF

さらに雨の日は歩行者や自転車などの人の動きにも注意が必要です。

なぜなら、歩行者や自転車に乗っている人は傘をさして移動しているため、周囲がよく見えず、車の音が聞こえにくくなっているかです。

とくに子供の動きには、細心の注意を払いたい。

急に道を横切るだけではなく、飛び出したりするケースがあります。

どんな状況であっても、なにか大きな事故があった場合、悪いのは運転者であるあなたになってしまうのです。

人の動きへの対策方法は?

雨天時の歩行者への対策方法としては、予測運転しかありません。

見通しの良い道路はもちろんのこと、ガードレールのある字路はもとよりガードレールの幹線道路やT字路などの切れ目から傘をさした歩行者が横断する可能性を想定しつつ、いつでも回避できるような運転予測をしておく。

また、多少なりとも自動運転システムの力を借りることも1つの手です。

たとえば、自動ブレーキ搭載車であれば、車の前方にあるセンサーで歩行者を感知して、自動でブレーキをかけることが可能。

絶対に依存してはいけないが、あなたの運転の補助として、どんな人間よりも役に立ちます。

自動ブレーキを装着している車は、仮免許のときに自動車学校の先生が横に座ってブレーキを踏む準備をしているようなもので、きっとあなたの大きな助けになるでしょう。

確かに、悪天候時にはカメラも前方を検知しづらくなっていますが、ないよりは絶対にマシ。

通常運転はもちろん、雨天時の運転にも不安があるなら、今では軽自動車にも常識的に装着されている自動ブレーキの車を選ぶことも大切です。

自動ブレーキ装着車は自動車保険の年間保険料も安くなるので、経済的にも恩恵を受けることができますよ。

まとめ

気象庁によると、1時間の雨量が20ミリ以上30ミリ未満の状況では、ワイパーのスピードをどんなに早くして見づらくなってしまい、50ミリ以上では車の運転そのものが危険と言われています。

さらに、1時間に100ミリを超えるゲリラ豪雨のような状況では、まともに視界を確保できなくなります。

つまるところ、最終的な対策としては雨がひどいときは「運転をしない」ことではないでしょうか?

視界が悪い日に運転をするから事故を起こすのであって、そんなのダイエット中の方が、ケーキ屋さんに入ってしまいケーキを食べてしまうのと一緒。

そもそも入るから悪いのです。

冒頭でも説明しましたが、雨の日の事故は晴れの日の約4倍。

とくに雨の日には、

  1. 視界が悪くなる
  2. タイヤが滑る
  3. 人の動きが変わる

ことから、ドライバーの運転を工夫、変化させることが大切ですからね。

もちろん、その補助的なものとして自動車保険の加入は必須だということも肝に銘じておきましょう。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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