街の至るところにある保険ショップや、ディーラーや中古車業者など、自動車保険を含めた損害保険を扱っているお店のことを「保険代理店」といいます。
保険商品は「保険事故が発生した場合にルールに基づき保険金を支払う」ことを約束するものであり、また目に見えない無形の商品でもあるので代理店の働きは非常に重要になります。
そこでこの記事では、「保険代理店の役割」について大きく6つのパートに分けて詳しく解説していきましょう。
目次
自動車保険の代理店に与えられた6つの役割
ユーザーと自動車保険を契約(締結)することができる。
自動車保険の代理店は、保険会社から契約を結ぶことができる権利(締結権)が与えられています。
なので保険会社の代理として、自動車保険の加入を希望しているユーザーと契約することができます。
つまり、代理店が契約者と契約を締結するイコール、保険会社が契約を締結したという効果があります。
通販型は契約者と保険会社が直接契約をすることで代理店コストを抑えています。
保険料の領収することができる。
保険代理店は、保険契約の締結と同時に保険契約者から保険料の全額を領収する役割があります。
全額を領収しなければ、その前に発生した事故は保険金が支払われません。
また代理店は、契約者の代わりに立て替える行為を禁止しており、もし見つかれば「不適切な保険募集行為」として、保険業法の違反となります。
保険契約の維持・管理する必要がある。
保険契約はなにも新規契約だけではありません。継続契約も当然あります。
保険契約者ごとに満期日を管理、把握をする一方で、満期になる前にハガキや電話などを使って連絡をして保険契約を切らさないようにする必要があります。
とくに、保険契約の継続漏れ、手続き漏れによるトラブルが後を断ちません。
その他にも、代理店の営業担当が変わったことにより、更新手続きが漏れてしまい「無保険状態」になってしまったトラブルもあります。
保険契約の変更・解除などの窓口となる。
保険代理店は、保険契約時にユーザーから保険会社のリスクになる報告を受ける必要があり、それを「告知義務」といいます。
また一方で、保険契約をしたあと危険が増加した場合や契約内容の変更が伴う報告も受ける必要があります。それを「通知義務」と言います。
また、契約後の通知義務には、「被保険自動車の用途車種、登録番号の変更」「被保険自動車の使用目的の変更」があります。
事故の受付けをして、保険会社への報告する役割がある。
ユーザーにとって、もっとも重要な部分が事故発生時による「事故受付」になります。
保険代理店は、契約者から事故発生時の連絡が入ったら保険の種類に応じた対応をする必要があります。
たとえば、
- 契約内容
- 事故発生の日時や場所
- 事故発生原因や状況
などを確認にうえ、「代車の手配」だったり「修理工場の手配」などをして、その結果を保険会社にすべて報告する必要があります。
保険代理店が存在する意味の中でももっとも大きな比重があるのがここであり、事故対応が悪い代理店は存在意義がありません。
保険金請求のサポート
事故の連絡を受け、修理が完了した場合、保険契約者に対して保険金請求手続きなどの具体的な方法、保険金の支払いまでの流れを説明する必要があります。
保険代理店は、保険金が迅速に支払われるように協力する必要があるのです。
まとめ:保険代理店の役割
まとめると保険代理店と保険会社、また保険契約者との関係は以下のようになります。
保険会社からの委託を受けて、保険代理店が契約者と締結する役割を担っています。
でも現在、保険代理店モデルがなくなりつつあるのはご存知でしょうか?
それが、ダイレクト系通販型自動車保険の存在です。
ダイレクト系通販型自動車保険の場合には、代理店を挟まないので以下のようになります。
保険代理店が存在しないので、事故報告や保険契約などを保険会社に直接連絡する必要があります。
一見大変そうに思えるかもしれませんが、そもそも自動車保険の場合には代理店を挟んでもあまりメリットがありません。
いやむしろ、代理店がいないほうが保険料が安くなるのでメリットのほうが大きいと思います。
いずれにせよ、保険代理店の役割を確認したうえで、本当に自分にとって代理店は必要なのか。それとも代理店がなくても自分で保険会社とやり取りできるものなのかをじっくりと考え、判断してみてはどうでしょう。
私個人の意見を言わせてもらえれば、保険代理店に依存しないほうが、自分でどんな種類の保険に加入しているのかしっかりと判断できるので、結局は自分の為になるんですよね。

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