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初心者でも失敗しない「自動車保険の節約術」

自動車保険の基礎知識

「3等級ダウン」だけじゃない!1等級ダウンやノーカウント、事故状況で変わる3つ種類

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「3等級ダウン」だけじゃない!事故状況で変わる3つ種類

自動車保険を使うと、どんな理由であれ「3等級下がる」と思われがちなのですが、
決してそんなことはありません。

事故によっては保険料にそこまで影響を与えない「1等級ダウン事故」や、
事故件数として数えない「ノーカウント事故」などもあるのです。

自動車保険を使うと原則として「3等級下がる」ことは間違いないのですが、
上手に使用すると、私たちの生活を助けてくれる場合もあります。

自動車保険を理解すると、なにか突発的なことがあったときでも、
解決が早まります。

せっかくの機会なので自動車保険について詳しくなりましょう!

等級が下がる仕組みについて学びましょう。

まずは、等級が上がる仕組みと下がる仕組みついては以下の記事でも書いています。
基礎的な考え方ですので、是非一度ご覧ください。
 
参考ねえ、知ってる?自動車保険で1等級上がり3等級下がる仕組みとは。
 
それでは、説明をしていきます。

1等級ダウン事故の例

それでは一般的に1等級ダウン事故は以下の様な場合で適用されます

  • 火災・竜巻・洪水・高潮などの災害。
  • 愛車が盗難されてしまった。
  • 飛び石でフロントガラスにヒビが入り交換した。
  • 車に落書きやいたずらをされてしまった。
  • 暴力行為で車が壊されていまった。

1等級ダウン事故が適応されるの主な特徴としては、
「偶発的な車に関わる事故」ということを
覚えておけばいいでしょう。

自分に過失、故意がなく偶然運が悪く、車に損害を受けてしまった。
このようなときには「1等級ダウン事故」として扱われます。

また1等級ダウン事故で「使用されるケースが多い事例」が、
飛び石による「フロントガラスの破損」です。
飛来物や落下物による車の損害は偶然的な事故になります。

フロントガラスに関して新品に交換するだけで「10万円以上」は必ずしますし、
アルファードなどの大型ミニバンなどは、20万円ぐらいかかるのでかなりの高額修理になります。

1等級ダウン事故ならば、
事故有り係数での自動車保険料の割引率の低下もそこまで影響を与えないので、
もしガラス交換が必要になった場合には躊躇せずに使ってしまおう。

また、フロントガラスが割れていた場合「車検」が合格できません。
もしも、車検を受ける前ならば、事前に車検を受ける工場に予約をしてもいいかもしれませんね。

ノーカウント事故

ノーカウント事故とはその言葉通り、事故件数として数えない事故のことを言います。
例えば以下の様な事故が発生した場合です。

  • 対人臨時費用=ケガの補償
  • 人身傷害保険=ケガの補償
  • 搭乗者傷害保険=ケガの補償
  • 無保険車傷害特約
  • 弁護士費用特約・法律相談特約
  • 車両運搬費用補償特約
  • レンタカー費用特約
  • 地震・噴火・津波費用特約
  • ファミリーバイク特約
  • 個人賠償責任特約

特徴としては「自分のケガに対して自動車保険を使用する」、「特約を使用する
このような事故ケースでノーカウント事故として扱われます。

ノーカウント事故は使い方によっては、とても役に立ちます。

例えば、国道を走っていて車が止まってしまった場合などには、
車両運搬費用補償特約」を使ってレッカーで運搬してもらい、
修理している間に「レンタカー費用特約」を使用して整備工場にて修理してもらう。

レッカー移動から「修理完了までの代車の使用」までを、
すべてノーカウント事故として扱うことができるのです。

また、保険会社によっては自動車保険にセット加入されている
場合もあります。 どんな事故であれその都度保険会社に確認することも、
大切です。

3等級ダウン事故の特徴

最後に3等級ダウン事故は、自分に過失があって車や相手に損害を与えてしまった
場合に使用する自動車保険です。

「1等級ダウン事故」「ノーカウント事故」いずれに
該当しない事故とも言い換えることができます。

例えば、

雪山に車をぶつけて大破した=自分の「車両保険」
相手の車を追突してしまった、自分の車も損傷した=自分の「対物保険」と自分の「車両保険」
車で他人をはねてしまった=自分の「対人保険」

など、「対人対物」に関わる事故や「自分の車を車両保険」で修理する場合に、
原則通り「3等級ダウン事故」として扱われます。

台風が「1等級ダウン事故」で地震が「ノーカウント事故」な理由

お客さんに自動車保険の説明をしているときによく聞かれるのが、
なぜ、「台風・高潮・洪水」が1等級ダウン事故なのに、
地震・噴火・津波」がノーカウント事故なのか。

そもそも地震や津波、噴火というは、
東日本大震災を考えてもらうとわかりやすいのですが、
一旦起きてしまうと、損害の規模が大きすぎることにより、
特約」としての補償であるということ。

なのであくまで地震や津波に備えたいのであれば、
別途「特約として加入」しなければなりません。

「洪水」と「津波」の規模を考えてみると、わかりやすいかもしれません。同じ水害なのですが「規模」が全く違います。
津波はあくまで地震から発生したもので、洪水は気象が原因で発生したものですからね。

まとめ:事故状況をしっかりと把握しておきましょう。

それではまとめに入りますが、
1等級ダウン事故というのは自分に過失、故意がなく偶然的な事故で、
ノーカウント事故というのが、自分のケガに対して自動車保険を使ったり、
「特約」を使用するケースでの事故。

最後に3等級ダウン事故というのは「自分の車や相手にぶつけてしまった場合」の事故
ということを覚えておけばいいでしょう。

自損事故などは、わかりやすいかもしれませんが、
ノーカウント事故などは「こんな事故でも治るんだ!」というケースも度々あります。
この3つの「等級制度」については理解しておいてくださいね。

きっとあなたの役に立つはずですからね。


 

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  • この記事を書いた人

ニシザワ

元トヨタ系ディーラーの営業、保険代理店の営業を経て、現在はフリーランスのライター業をしています。 「自動車保険を少しでも節約したい!」とお考えの方のために、保険料を安くする方法をわかりやすく解説していきます。

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