車に乗っていると、事故や故障は突然起こりえるもの。
事故は自分もしくは相手によるミスから起こります。
また、故障は突発的なものから、メンテナンス不良によるものまで原因は多岐にわたります。
しかし問題なのは、突然起こってしまった事故や故障に対して備えをしていないこと。
たとえば、修理期間中に通勤で使ったり、子供の送り迎えなど毎日車を使っているドライバーにとっては次の日から車が使えなくなるのは大きな問題です。
そこで必要なのが自動車保険を存在であり、特約の存在です。
この記事では、自走ができなくなってしまった車の修理期間中に備える「代車補償拡張特約付きロードサービス費用特約」について解説します。
目次
事故や故障には「代車補償拡張特約付きロードサービス費用特約」を使う。
代車補償拡張特約付きロードサービス費用特約

出典:あいおいニッセイ同和損害保険
代車補償拡張特約付きロードサービス特約とは、事故や故障が起きたときの「代車」の補償を提供する特約。
もちろんこの特約に加入していれば、修理期間中レンタカーを無料で借りられることができます。
そもそもユーザーが自らレンタカー会社に依頼して代車を15日間手配した場合には、
- 2500CCクラスで約18万円
- 1500CCクラスで約12万5000円
- 軽自動車クラスで約9万円
必要になります。
代車補償拡張特約付ロードサービス費用特約の注意点
代車補償拡張特約を使うにはレッカー牽引に条件がある。
ここからは、代車補償拡張特約付ロードサービス費用特約の注意点を解説します。
そもそもなぜこんな長ったらしいネーミングなのかというと、あくまでこの特約「代車のロードサービス費用特約」に補償が拡張されていることからつけられています。
もっと詳しく説明すると、ロードサービス費用特約はレッカー牽引・搬送された場合にのみ代車が付帯されており、レッカー牽引・搬送されなかった場合には代車が付帯されておりません。
自力走行不能 レッカー牽引・搬送されたケース |
自力走行可能 レッカー牽引・搬送されないケース |
||
事故 | 故障 | 事故 | 故障 |
◯(ロードサービス費用特約)
|
×
|
一方で、代車補償拡張特約が付帯されていると、どんなに小さな事故でもレッカー牽引・搬送されなくても代車を申請することができるのです。
自力走行不能 レッカー牽引・搬送されたケース |
自力走行可能 レッカー牽引・搬送されないケース |
||
事故 | 故障 | 事故 | 故障 |
◯(ロードサービス費用特約)
|
◯(代車補償拡張特約)
|
×
|
いずれにしても、事故や故障で代車を借りようとするならレッカー牽引・搬送してもらったほうが確実と言えるのですけどね。
代車は同等クラスまでしか借りられない。
また借りられる代車は、基本的に同等クラス、もしくは1ランク下の代車のみとなっています。
たとえば、軽自動車で契約しているのにミニバンを借りることはできないですし、コンパクトカーで契約しているのに高級セダンを借りることができません。
ただ借りる方も足として使うだけですから、同等クラスのレンタカーでも特別問題になることはないと思いますけどね。
事故と故障と代車を借りられる期間が違う。
この代車特約、事故と故障で代車の借りられる期間が違います。
事故の場合30日間を限度に、故障の場合には15日間を限度になるので、期間を超えてしまったら日割り計算で有償になるので修理完成期間は修理工場としっかりと打ち合わせをしてください。
まとめ
今回あいおいニッセイ同和損保で発売している代車保証拡張特約付ロードサービス費用特約の案内しました。
それぞれ保険会社によっている商品は違いますが、ほとんどの保険会社で似たような特約が発売されています。
もちろん年間の保険料が安くなる通販型自動車保険の保険会社でも代車費用特約は存在しているので、この辺りは1年間の保険料を保険の比較サイトを試すなりして選んでみるといいかもしれません。
いずれにしても、たったひとつの特約で保険に加入することはほとんどありません。
なので、色々な保険会社を比べて自分に合う目的(金額や補償内容)など、最終的な判断しましょう。

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