自動車保険の保険金ってどのやって受け取れるのでしょう?
まず、保険を使ったら、損害保険会社に保険金を請求する必要があります。
もしも、請求をしなければ、保険会社から保険料は契約者に支払われません。
三井住友海上や東京海上日動など保険代理店と契約をしているなら、保険会社と代理店にすべて任せておけばいいのです。だってそれが保険代理店の仕事なんですから。
でも代理店を介さない通販型タイプに加入を検討しているなら契約者と保険会社とのやり取りのみになってしまいます。
でも、保険代理店がなくったって特別な心配はありません。
保険金の支払いは保険会社固有の義務であり、保険会社が代理店に変わってサポートしてくれるのですから。
でも一方で、最低限保険金請求するための基礎的な知識だけでも覚えておいたほうがいいでしょう。
ここでは、自動車保険を使ったあとに保険金を請求するための必要書類と書類を取り付ける場所について解説します。
自動車保険の保険金を損保会社への請求方法
保険金請求するための必要書類
保険会社に保険金を請求するための必要書類は使用する保険内容で大きく変わってきます。
具体的には、
- 自分の車を修理する車両保険
- 相手のケガや車などを補償する対人対物保険
- 自分の怪我を補償する搭乗車・自損事故・無保険車障害保険
などで、変わってくるので注意しましょう。
また請求するために必要な書類はいくつか存在しており、「保険金請求書」「交通事故証明書」「契約者の見積書」なども違います。
まずは、一覧にしてみたので下の表を確認してください。
必要書類 | 車両 | 対物 | 対人 | 搭乗者 | 自損事故 | 無保険 |
保険金請求書 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
交通事故証明書 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
事故発生状況報告書 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
示談書・示談金領収書 | ◯ | ◯ | ◎ | |||
契約車両の写真 | ◎ | ◯ | ◯ | |||
契約車両の見積書 | ◎ | |||||
相手方被害物の写真・見積書 | ◯ | ◎ | ◯ | |||
診断書・死亡診断書、診断報酬明細書 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
休業損害証明書 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ||
交通費明細書、看護料や諸雑費などの領収書 | ◎ | ◎ | ||||
除籍謄本(死亡した場合) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◎は絶対に必要になる書類で、◯はケースバイケースによってはなくてもいい可能性があります。
自分の車を修理するためには、当然、事故車両の写真は必ず必要になります。
その一方で、休業損害証明書などは必要ありません。
このように、自分がどの保険を使って保険金を請求するのか整理しておきましょうね。
事故書類を手に入れる場所
では先ほどのそれぞれの書類ですが、どこで用意するものなのかをそれぞれ確認してみましょう。
取り付け書類 | 取り付け先 |
交通事故証明書 | 各都道府県の自動車安全運転センター |
事故発生状況報告書 | 被害者本人・加害者本人が書く。 |
診断書・診療報酬明細書 | 診断を受けた医師 |
交通明細書、看護料や諸雑費 | 所定の領収書 |
休業損害証明書 | 勤務先 |
戸籍謄本 | 市区町村役場 |
修理費請求書または見積書 | 整備工場 ※保険会社のアジャスターが確認をした場合は省力可 |
事故車両写真 | 整備工場 ※保険会社のアジャスターが確認をした場合は省力可 |
事故発生状況報告書などは形式をインターネット上でダウンロードすることができますし、イーデザイン損保で書き方なども載っています。
また修理費用を請求するためには、ディーラーなど整備工場が作成した見積もり書が必要になります。
なぜなら、修理費用は被害者本人の決められるほど簡単なものじゃないから。
もちろん保険会社のアジャスター担当員が直接、事故車両を確認しにいくのなら見積もり書は不要です。
事故状況によっては、保険会社との口頭でのやり取りのみで終わる可能性もあります。
また自分が怪我したことによる保険金を請求するための休業損害証明書については自分の職場が用意できるので、会社に相談してみるといいでしょう。
保険金請求の時効は2年

By: Ged Carroll
保険金請求には期限があります。
その期間は、起算日から2年と決まっており時効によって消滅します。
ただし、同じ2年でも保険の種類によって変わってくるのです。
ポイント
・車両保険は事故発生日から2年
・人身傷害保険や搭乗者傷害保険金は死亡した日から2年。
まとめ
保険代理店は、事故連絡を受けてから、契約者に対して保険金請求手続きの具体的な方法や保険金の支払いまでの流れを示す必要があります。
また、保険金が迅速に支払われるよう援助する必要もあります。
ですが保険金が支払うのはあくまで保険会社であり、保険代理店なわけではありません。
通販型タイプの場合には、保険会社のサポートを行いながら自分でやることもあります。
でも心配はありません。
保険会社のサポートも厚く、ソニー損保などでは、書類ガイドなども親切に記載されています。
いずれにせよ、その工程を代理する代理店がいないだけで保険料が数万円安くなるなら苦手意識を持たずに今すぐチャレンジしてみてはどうでしょう。
やってみると、案外簡単でこんなことの為に、今まで代理店の営業マンに任せていたんだなぁってきっと思うはずですからね。

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