トランクに給油したての灯油が入ったポリタンクを置いていたのですが、不意に「ザッパーン」と横倒しさせてしまった。
せっかくの愛車が「臭い」「汚い」「危険」の三拍子揃った状態になってしまったのだが、
- 元の状態にするためにやるべきこと
- 修理工場に依頼するときの金額
- もっともおすすめな修理方法
を解説していきます。
ポイントは車両保険に加入しているかどうか。
灯油のポリタンクをひっくり返してしまうような、偶然な事故では、自動車保険で対応が可能なんですね。
目次
トランクにある灯油をこぼしてしまった場合の対処法
灯油をこぼしてしまった場合の対策方法
灯油をこぼしてしまった場合には、とにかく換気が必要です。
ガソリンと違って灯油の引火点は40℃と低いのですが、夏の暑い日などは40℃なんてすぐに到達してしまうのでできるだけ早く対策が必要でしょう。
まずやるべきことは、すぐにドアの窓ガラスをフルオープンにして換気をしてください。
もちろんそのままにしてはいけません、横倒しになってこぼれた灯油の拭き取り作業が必要になります。
フロアカーペットは全て交換する必要がある
まずは、灯油が付着したフロアカーペットをすべて交換する必要があります。
なぜなら、灯油が付着してしまうと、綺麗に洗浄したと思っても、かんたんに臭いはとれないからです。
過去に一度、専門のルームクリーニング業者(ダスキン)に依頼して、室内のすべてを洗浄してもらったのですが、思った以上の効果はありませんでした。
また、フロアカーペットの他にフロアマット、さらに、発泡スチロールのようなシートがあるので、基本的には付着したマット類は全交換しましょう。
ただ、ここまでの作業をするとなると、車の専門的な知識がないと厳しいかもしれません。
少量の灯油をこぼしたぐらいなら、知識がなくてもできますが、大量の灯油なら、ディーラーなどの修理工場に依頼したほうがいいと思います。
灯油をこぼしたときの費用と車両保険について
修理工場によってバラバラ
それでは気になる灯油をこぼしたことによる、修理費用の件ですが残念ながら「修理内容」や「修理工場」によってバラバラです。
トランクだけにこぼしてしまったのか、それともフロアカーペットまで侵入していったのかで実施することが全く違うからです。
例えば、
- シートを脱着する
- フロアカーペットを取り外す
- 後ろのデッキボードだけを取り外す
などで、修理見積金額が全く違います。
また、乗用車か軽自動車かハイブリッド車などでも実施する内容が全然違うのです。
また、灯油などの「液体」をこぼしてしまった場合には、見た目よりも実際に損害があるものです。
まずは、修理工場にもっていき見積りを出してもらう必要がありますからね。
車両保険が使用できる
意外と知られていませんが、もし仮に、あなたが「車両保険」に加入していれば保険を使用することができるって知っていましたか?
車両保険が使用できる条件は、
POINT:保険金が支払われる事故
②転落・墜落・転覆事故
③物の飛来(飛び石等)と物の落下
④火災・爆発
⑤盗難
⑥台風・洪水・高潮
⑦その他偶然な事故によって、保険契約自動車に出た損害
で、この中の、
⑦のその他偶然な事故によって、保険契約自動車に出た損害に入るのです。
しかもなんと等級も1等級しか下がらないのです。
等級がひとつしか下がらないので、翌年の保険料が大幅に上がることはありません。
しかも、保険が使用できるということは、
- フロアカーペットやフロアマットの交換費用
- ルームクリーニングにかかる費用
- 代車特約などに加入していればレンタカー費用
などの、費用もすべて自動車保険にて支払われるので、もし見積もりをとってもらい、高額になりそうならすぐに保険を使用に切り替えるべきでしょう。
まとめ
灯油のような、臭いがキツイ液体をこぼしてしまうと、修理するのが厄介になります。
ですから、見積金額も正確ではなく、状態によっては20万円から30万円。
また、ハイブリッド車などでは、構成パーツが室内にあることから50万円以上になる可能性があります。
ですが、車両保険に加入していれば、事故だけではなく、生活におけるトラブルに関しても保険を使って修理することができるようになっています。
事故だけではなく、このように生活している中で、突然のトラブル等にも対応できるのが自動車保険であり車両保険になるのです。
「車両保険は高額だから加入に悩んでしまうなぁ」と思っている方も知るかもしれません。
ですが、何かがあってからでは遅いのです。
予算的に厳しいなら、できるだけ安く加入できる保険会社を選ぶことで解決できるかもしれません。
特に通販型の自動車保険なら、年間の保険料を抑えることができるので、一般車両保険に加入しようとしている方には、是非おすすめしたいと思います。

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