幸い貴重品は入っていませんでしたが、この場合修理はどのようにすればいいのでしょうか?
ちなみに、犯人が見つかれば当然相手に請求はできます。
でももし相手が見つからないようであれば、自分の加入している保険でも対応することが可能です。
物的証拠が乏しいので犯人が見つかるかどうかは疑問ですが、いずれにせよ、まずは警察に届け出は必ずしておきましょう。
車に対するいたずらは、車庫で管理すれば未然に防げますが、ほとんどは路外駐車場で止めるしかありません。
とくに、車の窓ガラスって意外と簡単に割れてしまうのです。
もちろんガラスだけではなく、ボディへの10円傷やミラーの破損などいたずらを越えた犯罪行為は後が絶たないのです。
この記事では、いたずら車になんらかの損害を受けてしまったケースでの対応策ついて解説します。
その他にも自分の車を守る方法。
また、自動車保険をどのように利用するべきかも一緒に解説していきましょう。
目次
警察に届け出だけは出しておく。
まずとりあえずは、警察に被害届だけでも出しておきましょう。
運が良ければ、車周辺に証拠が残っていたりするケースもありますし、誰か発見者がいるかもしれないからです。
犯人さえ見つかったしまえば、あとは警察に任せればいいですし、修理費用は犯人に直接請求ができます。
ただ一方で、この手の犯罪は犯人を見つけるのは非常に難しく、警察もどこまで真剣に話を聞いてくれるか疑問です。
わざわざ車周辺に証拠を残したりするバカもいないですし、ほとんどが夜中の出来事です。
とりあえずダメ元覚悟で、被害届だけは出しておくべきでしょう。
修理には車両保険の加入が必須
警察に届けても犯人が見つからない場合について解説します。
車のボディをいたずらされるのとは違って、窓ガラスが割られてしまったのならすぐに修理が必要です。
「ガラスが割れている=車のドアが開いている」と一緒だからです。
では、その修理費用は一体誰が支払うのか?
残念ながら、犯人が見つからなければ自己負担するしかありません。
でも、ここからが肝心。
冒頭でも説明を入れていますが、もしあなたが車両保険に加入していれば、保険を利用してガラスの交換を依頼しましょう。
ですから、犯人が見つからない時点で保険会社に事故報告を入れましょう。
窓ガラスのイタズラは車両保険で修理が可能。

出典:ソニー損保
ソニー損保を例に説明しますと、いたずらによる窓ガラスの破損は保険で対応が可能です。
しかも、フルカバータイプ車両保険はもちろん、エコノミータイプでも構いません(念のため自分の保険会社に確認は必須)
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リヤガラスに必要ば修理費用は車両保険の契約にそって保険会社から支払われます。
しかも通常の車両保険とは違い、等級も1つしか下がらないので保険料の値上がりも大きくありません。
保険会社により対応が違うケースがあるので必ず確認をしておきましょう。
さらに、窓ガラスが破損されただけではなく、カーナビや貴重品が盗難されてしまった場合。
つまり、いたずらというより、車上荒らしにあった場合にも車両保険が使えるので、保険会社に連絡して修理を進めましょう。
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保険に加入していないなら修理費用は自己負担。
もし犯人が見つからず、なおかつ車両保険に加入していなければ修理費用はすべて負担しなければなりません。
今回の被害にあったハイエースのリヤガラス交換に必要な修理費用は約82,000円。
その被害金額は、すべてあなたに請求されます(もちろん会社の車などは会社負担してもらえると思いますが・・)
一方的にガラスを割られ修理費用まで負担するのは、はっきりいって腹が立ちます。
でも、その辺りの感情はとりあえず我慢して、まずは修理を急ぐべきでしょう。
常日頃からドライブレコーダーで防犯対策をする。
車両保険の加入も必須ですが、日頃からの予防も必要です。
個人で使う車でも、会社で使う車でも常日頃から防犯対策だけは心がけましょう。
もちろん数十万円するセキュリティーシステムを組めれば文句はないですが、そこまでする必要はありません。
今ならたとえば、ドライブレコーダーを装着するだけで立派な防犯対策になります。
最近では、360℃見渡せるドライブレコーダーなども販売しています。
従来の前方や横方向からの事故はもちろんのこと、駐車場での当てられ事故。
さらには、今回のような深夜のいたずらの防止、さらには犯人の特定にも繋がる可能性があります。
車両保険の加入プラス、ドライブレコーダーで補強ができればセキュリティー強化にもつながります。
自分の車を守るため、車両保険の加入は必須。
個人で使うにしても、仕事で使うにしてもやはり車両保険の加入は必須です。
なぜなら、いつどこでどんな被害に遭遇するかわからないから。
たとえば、自分の車をぶつけてしまった場合での修理費用はもちろんのこと、今回のように故意で窓ガラスを割られた場合や、盗難目的で車上荒らしの被害を受けても被害額を保険会社に請求ができます。
しかも、飛び石などでも補償されるので自分の車を守るためには車両保険にはやはり加入しておくべきでしょう。
「フルカバータイプの車両保険はどうしても高い!」と考えているなら補償範囲を落として「エコノミータイプ」でも構いません。
とくに、ハイエースのような仕事で使う車ならなおさら対策を練っておく必要があるのです。
まとめ
今回は、犯人が見つからず、なおかつ車両保険に加入していなかったので82,000円の修理費用を自己負担しました。
自分で運転ミスをして故障させてしまったのなら自己負担しても消化できますが、いたずらで泣き寝入りするのははっきりいって腹が立ちますよね。
ただ、残念ながらそんな理不尽なことが起こり得るのが自動車事故。
日頃から、対策を打つことが必要です。
もしフルカバータイプの車両保険が高いと感じているなら、エコノミータイプの車両保険だけでも加入しておくべきですし、もしそもそもの保険料に不安があるなら、安い保険会社を利用してでも加入するべきです。
とくに通販型の保険会社では、メガ損保といわれる大手保険会社よりも圧倒的に保険料が安くなります。
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