現在、自動車は便利で身近な移動手段として、私たちの生活に欠かすことができません。
なぜなら、
- 毎日の通勤に使用して仕事でも外回りで使っている
- 休日に家族でドライブを楽しむ
- 子供の送り迎えなどにも使っている
など、生活が車中心になっているからです。
車は私たちの生活を豊かさをもたらしてくれますが、一方で交通事故を数多く生み出してしまっていることを忘れてはいけません。
そのために必要なものが「自動車保険」であり、車を運転するものにとって保険は必要最低限の義務であり、不可欠といっても過言ではないでしょう。
そこで、今回の記事では自動車保険が必要となる根本的な理由である「保険のリスク」について解説していきましょう!
自動車保険の3つのリスク
賠償責任のリスク
対人事故や対物事故を起こしてしまった場合には、加害者は
- 刑事責任
- 行政上の責任
- 民事上の責任
の3つの責任を負わなければなりません。
刑事上の責任
交通事故を起こしてしまうと、法律で定められている、自動車運転過失致死傷罪や危険運転致死傷罪などの、適用を受けて、懲役や禁固、罰金などの処罰を受けることがあります。
行政上の責任
1番多いケースが運転免許証の取り消しや停止、また、減点や反則金などの処分が行われます。
民事上の責任
民事上の責任ですが、刑事責任や行政上の責任とは違い、事故を起こした加害者は、被害者に対して「金銭」で損害賠償を果たす必要があります。
3つの責任をまとめると以下のようになります。
・行政上の責任=免停や免許取り消し
・民事上の責任=被害者に対して「金銭で損害賠償」
つまり、事故で他人を死傷させてしまった場合には、被害者はもちろん、被害者の家族を悲惨な生活に陥れてしまうだけじゃなく、加害者も同様に高額な賠償責任を負うことになります。
そして加害者となった者に賠償できる資金がなければ、被害者へ十分な賠償ができないどころか、加害者も経済的や精神的な重荷を背負うことになります。
人的リスク
人的リスクとは自動車事故により運転者や同乗者が死傷することを言います。
たとえば、「もらい事故」や「自損事故」と言われるものです。
もし加害者に賠償資金がない場合や、治療に必要な費用が高額になってしまった場合などは、事故による精神的・肉体的なダメージ、さらには経済的な損失が発生します。
物的リスク
車同士でぶつかる事故、走行中の飛び石による事故、車両火災や盗難など車そのものに損害が発生する場合があります。
これらの損害は、車の所有者本人が経済的な損失を補填する必要があります。
また車同士の事故では、過失相殺などにより相手からの損害賠償では経済的な損失が十分に補填されないことがよくあります。
事故により想定されるリスクと自動車保険の種類
自動車保険には、強制的に加入する自賠責保険と、任意で加入する任意保険に分けられます。
先ほどの3つのリスクを「自分と相手」、「ヒトとモノ」、、「保険の種類」を組み合わせると以下のようになります。
対象 | 相手 | 自分 | ||
---|---|---|---|---|
ヒト | リスク | 他人を死傷させてしまった場合の損害賠償責任 | リスク | 自分の死傷に対する治療費等 |
保険 | 自賠責保険 対人賠償保険 |
保険 | 傷害保険 | |
モノ | リスク | 他人の財物を損壊してしまった場合の損害賠償責任 | リスク | 自分の車両の損害修理費 |
保険 | 対物賠償保険 | 保険 | 車両保険 |
つまり、
- 他人を死傷させてしまった場合の自賠責保険や任意保険(対人賠償保険)
- 自分の死傷に対する治療費等が出る任意保険(人身傷害補償保険や自損事故保険)
- 他人の車などを壊してしまった場合の任意保険(対物保険)
- 自分の愛車を治すための任意保険(車両保険)
と、ほとんどの事故のケースに対応しているのが任意で加入する「任意保険」になります。
まとめ
車に乗るということは、損害賠償責任を負う「賠償責任リスク」や、運転車や同乗者が死傷する「人的リスク」また、車自体が破損するという「物的リスク」という3つのリスクを負う必要があります。
たとえば、車同士がぶつかるとこれらのリスクは一瞬にして生じさせます。
そのため、強制保険である自賠責保険は当然として、任意で加入する「任意保険」の加入は必須であり、加入していなければ車に乗る資格すらありません。
いずれにせよ、車社会である現代では、車に乗ろうが乗らまいが、これらのリスクとは付き合っていかなければならないんですよね。
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